今週末に行われるG3・ファルコンS。3歳マイル戦線の頂点であるNHKマイルCを見据え、有力馬が集結する注目の一戦だ。いよいよ今週末に行われるこの一戦を前に、各馬の能力を「前走」「血統」「騎手」の3つの観点から分析する。各項目を【1〜10】のスコアで評価し、有力馬の一覧表で強みと不安要素を整理して紹介していく。[3/3ページ]
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各馬の評価②
タマモイカロス
前走:10
血統:6
騎手:6
中団後方寄りから、上がり最速タイの末脚を使っての差し切り勝ち。33.7-34.3のペースは決して前傾ラップではなく、かなり強い勝ちっぷりであった。
血統面は、父がデクラレーションオブウォー、母がタマモブリリアンという血統。母は芝1200mで6勝を挙げた実績馬であり、その母チャームダイヤも1200m以下で3勝。母系はハッキリとした短距離血統である。
騎手に関しては、今回が初騎乗となる小沢騎手の手綱。昨年は32勝を挙げて全国リーディング36位に輝いており、6点評価となっている。
ハッピーエンジェル
前走:6
血統:6
騎手:7
好スタートから好位のインコースにつけると、直線では前を行く馬の外へと持ち出して伸び、2着を確保した。完璧な立ち回りだっただけに若干物足りなさはあるが、レースセンスの光るレースであった。
血統面は、父はジョーカプチーノ、母はクラウンハッピーという血統。母は中央未勝利馬であるが千直で2着があり、スピード豊かな母系。
騎手に関しては、前走のクロッカスステークスに引き続き、4度目の騎乗となる三浦騎手の手綱。昨年は53勝を挙げて全国リーディング19位に輝いており、7点評価となっている。
フクチャンショウ
前走:7
血統:8
騎手:10
終始勝ち馬を見る位置で運ぶも、直線で前が壁になったぶん追い出しが遅れての3着。2戦続けて左回りの1400mで安定した結果を残している点は、評価できる。
血統面は、父がイスラボニータ、母がザウェイアイアムという血統。母は米国の芝重賞馬であり、G1ベルモントオークス2着もある実績馬。
騎手に関しては、今回が初騎乗となる横山武騎手の手綱。昨年は110勝を挙げて全国リーディング4位に輝いており、10点評価となっている。
【了】
【著者プロフィール:中西友馬】
大学卒業後、競馬新聞社に入社し、約7年間専門紙トラックマンとして美浦に勤務。テレビやラジオでのパドック解説など、メディア出演も行っていた。2024年よりフリーライターとしての活動を始め、現在は主に、株式会社カンゼンが運営する競馬情報サイト『競馬チャンネル』内の記事を執筆している。
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