
今週末に行われるきさらぎ賞。春のクラシック戦線を目指す有力馬が集まる注目の重賞である。いよいよ今週末に行われるこの一戦を前に、各馬の能力を「実績」「適性」「騎手」の3つの観点から分析する。各項目を【1〜10】のスコアで評価し、有力馬の一覧表で強みと不安要素を整理して紹介していく。[3/3ページ]
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各馬の評価②
ショウナンガルフ
前走:5
血統:8
騎手:7
出脚が鈍く後方からの競馬となり、道中の行きっぷりもひと息。札幌2歳ステークスで見せた末脚も不発で14着に大敗。プラス20キロの馬体も、成長分を加味しても若干余裕残しに映った。
血統面は、父がハービンジャー、母は芝1600mで2勝を挙げているミカリーニョという血統。叔母にはミスエルテ、ミアネーロ、ショウナンザナドゥと3頭の重賞勝ち馬がいる良血馬。
騎手に関しては、今回が初騎乗となる横山和生騎手の手綱。昨年は77勝を挙げて全国リーディング10位に輝いており、7点評価となっている。
ゾロアストロ
前走:9
血統:7
騎手:5
中団後方寄りを追走から、勝ち馬と馬体を離して追い込んできてアタマ差の2着。ズブい面があってエンジンのかかりは遅いが、追えば追うだけ伸びるイメージ。
血統面は、父がモーリス、母は芝のマイル前後で3勝を挙げたアルミレーナという血統。叔父に新潟ジャンプS勝ち馬のフォイヤーヴェルクやダービー4着のグレードマジシャンがおり、筋が通っている。
騎手に関しては、今回が初騎乗となるハマーハンセン騎手の手綱。短期免許で来日するのは今年が初めてであり、シンザン記念で重賞初制覇を飾ったばかり。現時点で日本での実績がまだない点から、5点評価となっている。
ローベルクランツ
前走:7
血統:9
騎手:10
レース序盤は好位を追走するも、早めに手ごたえがなくなってしまい、失速して8着に敗れた。ただ20キロ増の馬体は、太いというよりは筋肉量が増したように映った。
血統面は、父がサトノダイヤモンド、母は中央のダートで2勝を挙げたブルーメンクローネという血統。その母ブルーメンブラットはG1馬であり、叔父のシュトラウスも重賞勝ち馬という血統馬。
騎手に関しては、前走の東京スポーツ杯2歳ステークスに引き続き、4度目の騎乗となる松山騎手の手綱。昨年は128勝を挙げて全国リーディング3位に輝いており、10点評価となっている。
【了】
【著者プロフィール:中西友馬】
大学卒業後、競馬新聞社に入社し、約7年間専門紙トラックマンとして美浦に勤務。テレビやラジオでのパドック解説など、メディア出演も行っていた。2024年よりフリーライターとしての活動を始め、現在は主に、株式会社カンゼンが運営する競馬情報サイト『競馬チャンネル』内の記事を執筆している。
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