
2025年シーズンを総括する動きがある一方、競馬界はすでに次のフェーズへと歩みを進めている。
JRA賞授賞式の開催を皮切りに、欧州では名騎手がターフを去り、さらに世界的オーナーブリーダーの日本参入という話題も飛び込んできた、この一週間。
ここでは、今週の競馬界を象徴するニュースを5本厳選して振り返る。[2/5ページ]
②ドイツの名騎手シュタルケが現役引退 欧州競馬界に広がる惜別の声
1月23日、ドイツを代表する名騎手、アンドレアシュ・シュタルケ騎手が現役を引退したと、欧州メディアが報じた。
長年にわたり欧州競馬を支え、日本でもたびたび騎乗してきた存在だけに、その決断は国境を越えて注目を集めている。
シュタルケ騎手は冷静なレース運びと高い技術力で知られ、ドイツ国内のみならず国際舞台でも数多くのビッグレースを経験してきた。
中でも2011年、デインドリームに騎乗して成し遂げた凱旋門賞制覇は、世界中の競馬ファンの記憶に深く刻まれている。
また日本では、昨年のオークスでカムニャックに騎乗し、日本でのG1初制覇を達成。その鮮やかな手綱さばきは、多くのファンに強い印象を残した。
今回の引退は、ひとりの名騎手のキャリアの幕引きであると同時に、一つの時代の終わりを感じさせる出来事といえるだろう。


