
今週の12月20日(土)に開催されるターコイズステークス。ちょうど10年前に新設された牝馬限定の重賞だ。今回は出走予定の有力馬の「前走内容」に焦点を当て、元トラックマンが各馬の走りを丁寧に検証していく。前走で優れたパフォーマンスを披露し、今回へとつながる勢いを見せたのは、一体どの馬なのだろうか。[2/3ページ]
有力馬の前走評価②
■ビップデイジー
開催日:2025年10月19日
レース:京都・秋華賞(芝2000m)
着順:6着
評価:9
序盤は中団追走から少しずつポジションを上げ、4角では好位の外め。直線は一瞬3番手を取りきるかにも見えたが、ラスト200mで止まってしまっての6着。
ただ、ローズステークスに続いて好内容が続いており、春先の不振は脱した印象。前走の止まり方を見ても、終いに徹するならこなせるのだろうが、勝負に行くと2000mは若干長い印象。
距離短縮はプラスに働くと考えられ、あとは急坂攻略が鍵。前走の内容としては、ウンブライルに次ぐ高評価。
■ホウオウラスカーズ
開催日:2025年10月12日
レース:東京・アイルランドトロフィー(芝1800m)
着順:6着
評価:6
後方からの競馬となった上に、直線はなかなか進路が確保できず、スムーズさを欠く場面も見られての6着。
それを考慮すれば悲観する内容ではなかったように思えるが、進路がスムーズだったとしても32秒台前半の脚は使えないようには見えた。
レース上がりが33秒2というのはこの馬には速すぎであり、長く良い脚を使うというよりは、一瞬の切れ味で勝負するタイプ。条件は大きく好転しているが、前走の内容としては、そこまで高い評価とはならない。
■ボンドガール
開催日:2025年11月16日
レース:京都・エリザベス女王杯(芝2200m)
着順:11着
評価:5
前走のエリザベス女王杯に関しては、戦前から距離が長いように感じていたが、それがそのまま出たような敗戦。内回り2000mの秋華賞でギリギリといった印象で、外回り2200mでの惨敗はノーカウントとはできる。
この馬も、持続力のある末脚というよりは一瞬の切れ味で勝負する馬。本質的には東京より中山のほうが合うタイプであり、前走からの条件好転度合いはかなり高い。
ただ、前走レビューとしてはエリザベス女王杯をノーカウントにはできず、厳しい評価となった。


