【阪神JF 調教診断】今回S評価は3頭!注目のアランカールやアルバンヌの状態は?
text by 中西友馬

12月14日(日)阪神競馬場で、G1・阪神ジュベナイルフィリーズが開催される。このレースは、2歳女王を決定すると同時に、来年の牝馬クラシックを占う大注目の一戦である。この記事では、出走予定馬それぞれの調教内容を詳しくチェックし、状態を5段階で評価。レース本番に向けた仕上がりや注目ポイントを、わかりやすく解説していく。[1/5ページ]
■全頭調教診断①
※以下、馬名は五十音順に記載
アランカール【評価:A】
前走はポリトラックでの最終追いだったが、今回はCWで負荷を強めてきた。古馬を追走しても、手ごたえ十分。
アルバンヌ【評価:B】
早めに栗東入りしたことで若干テンションは上がっていた印象も、動き自体は良好。滞在効果で落ち着きが出れば。
アンヘリータス【評価:C】
直前の坂路は、強く追ったわりに平凡な伸び脚。久々をひと叩きされるも、上昇気配はあまり感じられない。
イヌボウノウタゴエ【評価:C】
内ラチ沿いをぴったり回ってきたわりに、全体時計的には平凡の域を出ない。馬格はあるが、力強さに欠ける走り。



