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【カペラS 前走レビュー】有力馬を10段階評価!クロジシジョーやヤマニンチェルキの前走内容は?

text by 中西友馬
2024年カペラS/1着ガビーズシスター(写真中央)、2着クロジシジョー(写真右)
2024年カペラS/2着クロジシジョー(写真右)

今週の12月14日(日)に開催されるカペラステークス。ダート短距離路線で活躍する馬が集う一戦だ。今回は出走予定の有力馬の「前走内容」に焦点を当て、元トラックマンが各馬の走りを丁寧に検証していく。前走で優れたパフォーマンスを披露し、今回へとつながる勢いを見せたのは、一体どの馬なのだろうか。[1/3ページ]
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有力馬の前走評価①

■クロジシジョー

開催日:2025年11月3日
レース:船橋・JBCスプリント(ダ1000m)
着順:5着
評価:10
スタートは悪くなかったが、行き脚で他馬とは差があり、後方2番手からの競馬。直線を向いたところでは先頭からかなり離されていたが、上がり最速タイの脚で馬群の外を伸び、3着争いまで食い込んだ。
明らかに1000mは忙しかったし、芝スタートのほうが行き脚がつく印象。それでも、まだまだ末脚は健在であることを証明したレースとなり、内容的には3着馬と4着馬を上回るものと判断しての最高評価。

■サンライズアムール

開催日:2025年11月3日
レース:船橋・JBCスプリント(ダ1000m)
着順:3着
評価:7

 若干潜ったタイミングでゲートが開いたことで、1000m戦では致命的とも言える出遅れ。それでも最内枠の利と二の脚の速さで好位まで巻き返すと、最後も懸命に粘って3着を死守。

 流れ込んだ形であまり高い評価は与えられないが、最内枠だったこともあり、スタートさえ五分なら展開はガラリと変わっていた可能性は十分。ゲートに関してはこれまで苦手にしている印象はなく、前回はタイミングが悪かっただけだと判断。

 やはり1000mは若干忙しかった印象もあり、勝ち鞍のあるこの舞台なら、期待は高まる。

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