HOME » 予想情報 » 【京都2歳S 能力分析】元トラックマンが有力馬を10段階評価!新馬戦圧勝のバルセシートの総合評価は? » ページ 2

来年のクラシック戦線へ向け、2歳の有力馬が集う京都2歳ステークス。いよいよ今週末に行われるこの一戦を前に、各馬の能力を「実績」「適性」「騎手」の3つの観点から分析する。各項目を【1〜10】のスコアで評価し、有力馬の一覧表で強みと不安要素を整理して紹介していく。[2/3ページ]

各馬の評価

2025年コスモス賞を制したアスクエジンバラ
2025年コスモス賞を制したアスクエジンバラ

■アスクエジンバラ

前走:6
血統:8
騎手:6

 距離短縮によって周りに速い馬が増えたことで、連勝を飾った2戦よりは後ろの中団ポジションからの競馬。直線も伸び負けている印象の7着で、速い上がりへの対応に課題を残した。

 血統面は、父がリオンディーズ、母はハニートリップという血統。兄弟に目立った活躍馬はいないが、叔母にG1・3勝のストレイトガールがいるという筋の通った母系。

 ただ、母の母ネヴァーピリオドが1200mで3勝を挙げているように、短距離志向の血統ではある。

 騎手に関しては、前走のサウジアラビアロイヤルカップに引き続き、2度目の騎乗となる岩田康誠騎手の手綱。今年はここまで38勝を挙げて全国リーディング24位につけており、6点評価となっている。

■ウイナーズナイン

前走:7
血統:7
騎手:7

 中団追走からゴール前で差し切る内容も、勝負どころでいち早く鞍上の手が動き、ポジションが下がる場面も。そこから盛り返して伸びてきており、少しズブいタイプに映った。スタミナは間違いなく豊富だが、評価の難しい一戦。

 血統面は、父がエピファネイア、母はディヴィニティという血統。初仔のため兄弟に活躍馬はいないが、叔父に牡馬3冠②③③着のヴェロックスがおり、芝の中長距離での活躍はイメージ通り。

 騎手に関しては、初めての騎乗となる西村淳也騎手の手綱。今年はここまで44勝を挙げて全国リーディング22位につけており、7点評価となっている。

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