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来年のスプリントG1制覇を狙う実力馬が集う京阪杯。いよいよ今週末に行われるこの一戦を前に、各馬の能力を「実績」「適性」「騎手」の3つの観点から分析する。各項目を【1〜10】のスコアで評価し、有力馬の一覧表で強みと不安要素を整理して紹介していく。[3/3ページ]

各馬の評価

2024年シルクロードSを制したルガル
2024年シルクロードSを制したルガル

■ヨシノイースター

実績:8
適性:6
騎手:6

 この馬もリステッド1勝ではあるが、北九州記念で2年連続2着の実績。そのぶん1点上乗せの8点評価となっている。

 適性面は、意外なことに京都1200mは過去に1戦のみで4着。不良馬場のレースで判断しにくいが、6点評価までとなった。

 騎手に関しては、前走のスプリンターズSに引き続き、5度目の騎乗となる内田博幸騎手の手綱。今年はここまで19勝を挙げて全国リーディング51位につけており、6点評価となっている。

■ルガル

実績:10
適性:10
騎手:8

 昨年のスプリンターズS覇者であり、メンバー中唯一のG1馬。この中に入れば、実績面は文句なしの10点評価。

 適性面も、京都1200m【1-2-0-0】と全て重賞で3戦3連対。舞台適性はかなり高く、こちらも10点評価となった。

 騎手に関しては、高松宮記念以来のコンビ復活で7度目の騎乗となる、西村淳也騎手の手綱。今年はここまで44勝を挙げて全国リーディング22位につけており、8点評価となっている。

■レイピア

実績:6
適性:8
騎手:9

 前走のみちのくSで、オープン特別初勝利。重賞では葵Sの3着や小倉2歳Sの4着の実績があるものの、リステッド競走勝ちの馬たちを物差しにすると、6点評価まで。

 適性面は、この舞台の葵Sで3着に入っている。京都1200mはその1戦のみだが、舞台適性は高そうで、8点評価となった。

 騎手に関しては、あざみ賞以来のコンビ復活で3度目の騎乗となる、鮫島克駿騎手の手綱。今年はここまで58勝を挙げて全国リーディング15位につけており、9点評価となっている。

【了】

(文●中西友馬)

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