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2025年新潟大賞典を制したシリウスコルト
2025年新潟大賞典を制したシリウスコルト

勝木淳の予想

◎シリウスコルト
◯コスモフリーゲン
▲バラジ
△シルトホルン
△ドゥラドーレス
△ニシノレヴナント

前走連対は5頭。重賞好走は2頭だけ。夏のハンデ戦らしい微妙な組み合わせが大穴狙いへと誘惑する。だが、前走重賞、かつ斤量増の4歳は過去10年、3-0-0-2。ハンデキャッパーのジャッジは勢いある4歳には逆らうな。

ならば、シリウスコルトの評価は落とせない。前走新潟大賞典はスローの逃げ切りだが、2走前の福島民報杯は器用な競馬で抜け出した。機動力もこのレースでは武器だ。というのも、先手候補が手薄な組み合わせになり、序盤からハイペースになる公算は低い。スローの一団からの仕掛け合戦と踏めば、距離ロスを抑え、タイミングよく動ける競馬が勝利への近道になる。さらに序盤スローからロングスパート戦では距離短縮が最適解。短縮のネックである前走のゆったりした入りとのギャップは少ない。

さらに長い距離を経験したスタミナがロングスパートの活力源になる。中山で番手からしぶとさ発揮のコスモフリーゲンには展開利があり、東京2400mの力勝負で敗れたバラジは再浮上のチャンスだ。2走前は福島民報杯2着とシリウスコルトとの親和性もある。小回りになるのも好材料。シリウスコルトと配当妙味ある2頭を組み合わせれば、納得のオッズだろう。以下、短縮のニシノレヴナントに上位人気シルトホルン、ドゥラドーレスを押さえる。

(文●勝木淳)

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