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【今週のルメール様 予想 3/2】中山記念に出走するシックスペンスには不安要素も?

3月2日に行われるレースにおいて、ルメール様の騎乗予定馬を鉄・軸・紐・消の4段階で評価を行いました(新馬戦を除く)。なお、こちらで用いているデータは単にこじつけのために使っておりますので、あまり信じすぎないようご容赦お願いします。

Sixpence
シックスペンス

3月2日(日)

中山5R ビリングス:紐
昨年10月の東京新馬戦(芝2000m)でデビューし、3番人気4着。「初戦はあと一息の内容。長い距離で前進を。」と陣営がコメントしてる通り、2200mへの距離延長はプラスに出そうだが、先行できるかは微妙で、開幕週の馬場では追い込み切れないシーンがあってもおかしくない。ウィッシュツリーのほうが強く見えるし、2番人気なら軽視でいいのではないか。

中山6R ソクヅモドラドラ:消
昨年末の中山未勝利戦(ダート1800m)で未勝利を突破。ただ前走のレースレベルはメンバーを見ても、タイムを見ても強調できるものではなく、昇級戦では苦戦しそう。さすがにルメールさんでも厳しいのではないか。

中山7R カザンラク:紐
デビュー戦(昨年11月・東京芝1800m)を1番人気に応えて快勝。好スタートからハナを奪い、スローペースに持ち込んでの完勝だった。ただ展開に恵まれたところは大きく、過大評価は禁物ではないか。今回は中山マイルということで前走よりはペースも上がりそうで、同じ競馬ができるかという点も不安。陣営が「動きは抜群。成長を感じる」と強気な事を考えて消し評価まではしないが、1番人気想定ということもあって、軽視して妙味を狙いたい。

中山9R シンハナーダ:紐
前走の2勝クラス(東京芝1800m)では1番人気に応えて2着と好走しているようにこのクラスで能力上位なの間違いない。ただ開幕週の中山というのが引っかかる。前々走の2勝クラスで7着に敗れた際、「ずっと全力で走ってしまう」とルメールさんがコメントしており、前走はリラックスして走らせることに注力したとのこと。
今回も同様の競馬をする用なら、ポジションを取りに行くようなことはしないと思われ、そうなると開幕週という点が気になる。最内枠ということでスムーズに外に出せるかという点も課題になりそうで、1番人気で買える馬ではないのかなというのが率直な感想である。

中山10R ソノママソノママ:消
昇級戦、56㎏の斤量、輸送、無理じゃない?

中山11R シックスペンス:軸
4戦3勝。負けたのはダービーだけという馬。毎日王冠も制しており、能力だけを見たら抜けている。中山は2戦2勝の舞台だし、時計の出る馬場も問題ないし、ポジションを取れる馬なので最内枠も心配なさそうと、死角はないように見える。
が、あくまでこの馬の本番は大阪杯(G1)のはず。陣営が「プール併用で乗り込んできたが正直八分ぐらいの仕上がり」とコメントしている点も気がかりで、その仕上げで簡単に勝てるメンバー構成には見えない。

中山12R ノットファウンド:軸
昇級後、3連続2着とこのクラスでは能力上位。そしてこのクラスで馬券圏内に入ったことがあるのはこの馬だけと、メンバー構成にも恵まれた。それでいて陣営が「砂を被っても問題ないので内枠は歓迎」と言ってるので、もう鉄評価でいいんじゃないかという気さえする。
ただやっぱり気になるのは脚質で、中山ダート戦では差し馬を信頼して買うのは難しい。内枠を引いたのも砂被りは問題なくても、馬群を捌けるか?という問題は常にあるので、鉄で勝負する馬ではないのかなと。
ちなみに中山ダート1200mのルメールさんの成績は勝率24.0%、複勝率47.4%、単勝回収率67%、複勝回収率71%と買いづらい条件であることも付記しておく。

【了】

(文●中毒じゃない象さん

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