【今週のルメール様 予想 3/1】オーシャンS出走のヴェントヴォーチェは妙味あり?
3月1日に行われるレースにおいて、ルメール様の騎乗予定馬を鉄・軸・紐・消の4段階で評価を行いました(新馬戦を除く)。なお、こちらで用いているデータは単にこじつけのために使っておりますので、あまり信じすぎないようご容赦お願いします。

3月1日(土)
中山5R テンダールック:軸
前走の2歳未勝利戦(中山芝1600m)で7番人気ながら0.3秒差の3着と善戦。
道中は馬ごみで窮屈な場面も見られ、楽な競馬ではなかった。それでも最後まで脚を伸ばしておりこのクラスでは能力上位といっていい。
今回は北村宏司さんからルメール騎手に乗り替わり。前走北村宏さんからの乗り替わり時の成績は勝率25.9%、複勝率52.8%、単勝回収率91%、複勝回収率83%と悪くない数字。ここでも期待できる。
中山9R エデルクローネ:紐
デビュー2戦目で未勝利勝ちを収め、前走の若竹賞(3歳1勝クラス)では1番人気に推された馬。僅差の2着で、リトルジャイアンツに3/4馬身及ばなかったもののタイムは1分49秒7と優秀。
ただ今回は大外枠。陣営が「ゲートが遅いので上がって行くタイミングが鍵」とコメントしている通り出遅れ癖があるので、距離ロスの大きい競馬を強いられそうなのはマイナス。開幕週で差し届かない場面があっても驚けない。1番人気なら軽視して妙味があるのでは?
中山10R スマートアイ:消
前走の橿原ステークス(3勝クラス・ダ1200m)では1番人気に支持されながら10着と大敗。寺島調教師は「前走は展開が厳しかった」と巻き返しに期待しているようだが、ペース自体はそこまで厳しいものではなく、負けすぎの印象を受ける。
今回はアメリカンマーチ、アイファーシアトル、アルムラトゥール、シークレットヴァウと先行勢も多く、楽に逃げれる展開にならなさそうなので、軽視でいい。
ちなみに前走武豊さんからの乗り替わり時の成績は単勝回収率55%、複勝回収率74%と酷い数字。やはり買いづらい。
中山11R ヴェントヴォーチェ:軸
2023年のオーシャンステークス覇者。その時は大外から捲り切って、2着馬以下に0.3秒差をつけるかなり強い競馬だった。
そこから長期休養もあり、力の衰えが気になる所だが、前走の京阪杯(G3)では10番人気ながら3着と健闘し、8歳になった現在も衰えを感じさせなかった。中山芝1200mの持ち時計1分06秒8はメンバー中最速の記録で、ここはベストの舞台と言って良さそう。
今回ママコチャなど強い相手もいるが、そこらの一線級は高松宮記念が本番。「8歳でも状態はピークに近い」との陣営コメントもあり、単勝10倍つくなら十分狙いは立つ。
中山12R ソレルビュレット:紐
前走の1勝クラス(ダート1800m)を1番人気に応えて勝利しての昇級戦。ハイペースを2番手追走から押し切った形で、ラスト3Fも38.4秒と、かなり強い内容だった。
ただ今回はソーニーイシューと速い馬がいるのが懸念点である。陣営は「昇級戦でも自分のリズムで運べればやれる」と自信を見せてるが、その自分のリズムが難しい可能性が高い。2番人気では妙味があるとは思えず、軽視したい。
【了】
(文●中毒じゃない象さん)
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