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【今週の福永祐一厩舎】良血馬のレッドダンルースが春待月賞に出走!2024年最後の出走を勝利で飾れるか

text by TOM
Fukunaga Yuichi
JRA重賞初勝利の福永祐一調教師

今週の福永祐一厩舎は、今年最後のJRA開催となる28日の土曜に京都競馬場で3頭が出走を予定している。

京都9R・春待月賞(3歳以上2勝クラス、ダート1400m)にレッドダンルース(牡4)が出走する。

リアルスティール産駒のレッドダンルースは、2023年3月阪神ダート1800mの未勝利戦でデビュー。経験馬相手に3着に好走すると、続く中京の同条件で初勝利を挙げた。

クラスが上がった後、すぐに3着に好走するも、福永厩舎に転入初戦の2着はあったが、勝てないレースが続いた。

今年9月に中京ダート1400m戦で久々の勝利を飾り、昇級初戦となった10月、前走の伊勢佐木特別で先行粘って3着に好走した。

姉にJRAで7戦4勝の実績を引っさげて地方競馬に転厩し、今夏に行われたスパーキングレディーC(Jpn3)2着など交流重賞で活躍中のキャリックアリード(父キズナ)。弟は今年のサウジアラビアRC(G3)で2着に好走したタイセイカレント(父モーリス)。姉弟が活躍する良血馬が、昇級2戦目でクラス突破を目指す。

ほかでは、京都1R・2歳未勝利(ダート1400m)に、芝1200mの新馬戦(8着)で単勝1.9倍の断然人気に支持された新種牡馬サートゥルナーリア産駒のコーラルクラウン(牡)が、2キロ減で出走できる吉村誠之助を鞍上に迎え、巻き返しを図る。

先週の福永祐一厩舎は、21日(土)の11R・阪神カップ(G2、芝1400m)にG1馬のダノンスコーピオン(牡5)が復活をかけて出走した。

強豪ひしめくメンバーのなか、単勝120.4倍の14番人気となった2022年のNHKマイルC覇者。福永厩舎に転入後の6戦目は、道中9〜10番手あたりを追走し、直線での末脚勝負にかけた。馬場の真ん中から馬群を縫って追い上げるも、0秒5差の10着に敗れた。

【了】

(文●TOM)

2024年12月28日(土)

競馬場 レース名 馬名 性齢 騎手 着順
京都1R 2歳未勝利 コーラルクラウン 牡2 吉村誠之助
京都2R 2歳未勝利 シュタールペスカ 牡2 小沢 大仁
京都9R 春待月賞(3歳上2勝クラス) レッドダンルース 牡4 藤岡佑介



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