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【今週の藤田晋】3歳牝馬ピカリが約10カ月ぶりの復帰戦 !BC好走のフォーエバーヤングは東京大賞典へ

text by TOM
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藤田晋氏(Getty Images)

 今週の中央競馬では、人気アプリゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』などで知られるサイバーエージェントグループの藤田晋社長が所有する競走馬が、1頭出走する予定となっている。

 8日(日)の中京8R・3歳以上1勝クラス(ダート1200m)に出走するピカリ(牝3、栗東・森秀行厩舎)の復帰初戦に注目が集まる。

 昨年8月にデビューしたピカリは、4戦連続で芝のレースを走った。ところが年明け初戦の1月にダート1200mに出走すると、一気に変わり身をみせ勝利した。勢いに乗って挑戦したヒヤシンスS(L)こそ、距離の壁もあってか11着と崩れた。

 しかし、10か月の休養明けとなる今回は勝ち上がったときと同じ距離で、いきなり好走があっても不思議はない。

 先週の藤田氏の所有馬は、1日(日)の中京1R・2歳未勝利(ダート1800m)にミライヘノカギ(牡、美浦・上原佑紀厩舎)が2番人気で出走し、番手抜け出しの正攻法の競馬で快勝した。初戦で8番人気の低評価を覆す走りで3着だった新種牡馬モズアスコット産駒が、2戦目に堂々と勝ち上がりを決めた。

 また11月29日には、栗東の矢作芳人厩舎の公式Xが更新され、実力馬2頭の次走について言及した。

 凱旋門賞から帰国初戦となったジャパンカップ(G1、芝2400m)で勝ち馬に肉薄するクビ差の2着に入ったシンエンペラー(牡3)に関しては、「無理をせず、有馬記念は回避。来年のサウジ、又はカタールにて始動」と記された。有馬記念出走は見合わせて、年明けからは中東遠征が視野に入っている模様だ。

 一方、11月にアメリカのデルマー競馬場で行われたブリーダーズカップクラシック(G1、ダート2000m)で日本馬として初の快挙達成を目指し、3着に大健闘したフォーエバーヤング(牡3)は、東京大賞典(29日、G1、大井、ダート2000m)に出走することが発表された。

【了】

(文●TOM)

2024年12月7日(土)

競馬場 レース名 馬名 性齢 騎手 厩舎 着順
中京8R 3歳以上1勝クラス ピカリ 牝3 西村淳也 【栗東】大根田裕之 10着

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