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【今週の福永祐一厩舎】チャンネルトンネルは鞍上ムーアで今度こそ2勝クラス突破へ!

text by TOM
Fukunaga Yuichi
福永祐一調教師

 今週の福永祐一厩舎は、土曜日に京都競馬場で3鞍、中京競馬場で2鞍、日曜日は京都で1鞍、計6頭が出走を予定している。

 注目は、30日(土)の京都12R・3歳以上2勝クラス(芝1800m)に出走するチャンネルトンネル(牡3)と、中京10R・中京日経賞(3歳以上2勝クラス、芝1600m)に出走するケイデンシーマーク(牝4)の2頭。

 チャンネルトンネルは、10月の宝ケ池特別(3歳以上2勝クラス、芝1600m)に、単勝オッズ1.6倍の断然人気を集めて参戦するも、ゴール前で外から交わされ、アタマ差の2着に惜敗した。今回は、短期免許取得で来日中の世界的名手ライアン・ムーアが騎乗する。

 ケイデンシーマークは、これまで15戦して掲示板外だったのはわずかに2回(ともに7着)と堅実派で、2021年のマイラーズC(G2)勝ちなど重賞3勝を挙げたケイデンスコールの全妹にあたる。

 また半兄に、23年のダービー卿CT(G3)を勝つなどマイル戦で実績を残したインダストリア(父リオンディーズ)などもおり、一族に活躍馬が多数いる血統でもある。

 先週24日(日)の京都6R・新馬戦(芝2000m)では、G1・4勝を挙げて2019年の年度代表馬にもなった名牝リスグラシューの半弟ネブラディスク(父ドゥラメンテ・牡2)が鮮やかな差し切り勝ちを収めた。

 スタートを決めて6番手を追走し、3〜4コーナーで外を通って抜群の手応えで進出を開始。直線では一発大きく鞭を入れた程度でぐんぐんと伸び、上がり3ハロン34秒4の豪快な末脚を発揮して3馬身差で圧勝した。

 2023年のセレクトセール1歳馬部門で1億6000万円(税抜)の高値落札馬がポテンシャルの違いをみせつけた。

【了】

(文●TOM)

2024年11月30日(土)

競馬場 レース名 馬名 性齢 騎手 着順
京都2R 2歳未勝利 レインオンミー 牡2 R.ムーア
京都6R 2歳未勝利 スライビングロード 牝2 R.ムーア
京都12R 3歳上2勝クラス  チャンネルトンネル 牡3 R.ムーア
中京10R 中京日経賞(3歳上2勝クラス) ケイデンシーマーク 牝4 藤岡佑介
中京11R  飛騨ステークス(3歳上3勝クラス) プリモカリーナ 牝5 斎藤新

2024年12月1日(日)

競馬場 レース名 馬名 性齢 騎手 着順
京都11R ギャラクシーS (3歳上オープン) エクロジャイト せん4 小沢大仁

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