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【今週の武豊】BCディスタフに7戦無敗オーサムリザルトで参戦! ドウデュースは“盾”奪取叶う

text by TOM
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アルデバランステークス を制したときのオーサムリザルト

 今週の武豊騎手は、日本時間2日(土)と3日(日・祝)にアメリカのデルマー競馬場で行われる競馬の祭典・ブリーダーズカップに参戦するため、中央競馬での騎乗はない。

 2日のブリーダーズカップジュベナイル(G1、ダート1700m)で1戦1勝の米国産馬シンビリーブ(牡2、栗東・森秀行厩舎)、3日のブリーダーズカップディスタフ(G1、ダート1800m)では7戦無敗のオーサムリザルト(牝4、栗東・池江泰寿厩舎)に騎乗予定となっている。

 とくにオーサムリザルトはダート戦のみに出走し、今年のエンプレス杯(Jpn2)やブリーダーズゴールドカップ(Jpn3)を含むデビュー7連勝中と勢い十分な大器だ。父は2018年のアメリカ三冠馬Justifyの米国産馬が、21年のマルシュロレーヌ以来2頭目となる快挙を成し遂げるか注目が集まる。

 その後はすぐに帰国し、4日(月・休)に佐賀競馬場で行われるJBCクラシック(Jpn1、ダート2000m)で22年ジャパンダートダービーの覇者ノットゥルノ(牡5歳、栗東・音無秀孝厩舎)やJBCスプリント(Jpn1、ダート1400m)で古馬相手の交流重賞を連勝中のチカッパ(牡3歳、栗東・中竹和也厩舎)に騎乗する。三連休中も、絶好調な“レジェンド”のパフォーマンスから目が離せない。

 先週27日(日)には天皇賞(秋)で、2022年の日本ダービーを勝つなど大レースで結果を出してきたドウデュース(牡5、栗東・友道康夫厩舎)とコンビを組んだ。レース前の記者会見では「春2戦が本当に悔しい結果なので、『次こそは』というのは、宝塚(記念)の後からずっと思っていること」「結果で応えたい」と語り、決死の覚悟でレースに臨んだ。言葉通りに見事優勝を果たし、歴代最多に並ぶ7回目の天皇賞(秋)制覇を決めた。

 好枠7番ゲートから、まずまずのスタートを決めたが、道中は無理せず後方2番手の位置からレースを進める。最終コーナーを回ってもまだ後方の位置どりだったが、直線で大外に持ち出すと、爆発的な伸び脚を引き出す。残り200m地点で10番手あたりまで浮上。各馬団子状態での先頭争いを横目に、さらに加速すると、上がり3ハロン驚異の32秒5の末脚で一気に突き抜け、ドウデュースを4年連続のG1勝利に導いた。

 また、26日(土)の京都11R・スワンステークス(G2、芝1400m)では、オフトレイル(牡3、栗東・吉村圭司厩舎)に騎乗し、道中最後方追走から直線では、外を通って33秒1の末脚を引き出してクビ差の2着に食い込んだ。

※日本時間 2024年11月2日(土)午前8時45分 発走

競馬場 R 馬名 レース名 性齢 厩舎
デルマー 9 シンビリーブ BCジュベナイル(G1) 牡2 【栗東】森秀行

※日本時間 2024年11月3日(日)午前5:21 発走

競馬場 R 馬名 レース名 性齢 厩舎
デルマー 6 オーサムリザルト BCディスタフ(G1) 牝4 【栗東】池江泰寿

2024年11月4日(月・休)

競馬場 馬名 レース名 性齢 厩舎
佐賀 チカッパ JBCスプリント(Jpn1) 牡3 【栗東】中竹和也
佐賀 ノットゥルノ JBCクラシック(Jpn1) 牡5 【栗東】音無秀孝

【了】