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【今週の福永祐一厩舎】ダノンスコーピオンはG2スワンS、マイエレメントはG3アルテミスSに出走!

text by TOM
Fukunaga Yuichi
JRA重賞初勝利の福永祐一調教師

 今週の福永祐一厩舎は、土曜日に東京競馬場アルテミスステークス含む2鞍、京都競馬場スワンステークスなど3鞍、日曜日には東京で1鞍の合計6頭が出走を予定している。

 まず、26日(土) の京都11R・スワンステークス(G2、芝1400m)に、2022年のNHKマイルCを制したダノンスコーピオン(牡5)を送り出す。福永厩舎へ転厩してから5戦目となる今回、鞍上にはアンドレアシュ・シュタルケが予定されている。

 さらに同じ日の東京11R・アルテミスステークス(G3、芝1600m)に新潟マイルの新馬戦を楽勝したマイエレメント(牝2)が参戦する。キャリア2戦目での重賞挑戦となるが、どんな競馬をみせるのか注目したい。

 同日、京都10R・ハロウィンステークス(3歳以上3勝クラス、ダート1900m)には、前走で2着に入り、現クラスにメドをつけたマルブツプライド(牡5)が出走する。

 また東京9R・伊勢佐木特別(3歳以上2勝クラス、ダート1600m)にはレッドダンルース(牡4)が参戦する。ここまでダートの1400mから1800mで安定感ある走りを続け、前走の1勝クラスではゴール前で勝負根性を発揮して勝利を挙げた。今回は昇級戦だが、即通用なるかが焦点となる。

 27日(日)の東京8R・本栖湖特別(3歳以上2勝クラス、芝2400m)には、19年の菊花賞馬ワールドプレミアや重賞2勝馬ワールドエースの妹にあたる、マンデヴィラ(牝4 父リアルスティール)がスタンバイしている。1勝クラスを卒業後、昇級してから3戦連続3着と堅実な走りをみせており、今回は鞍上にC.デムーロを迎えて勝利を狙う。

 先週は、期待の素質馬チャンネルトンネル(牡3)が、19日(土) の京都8R・宝ケ池特別(3歳以上2勝クラス、芝1600m)に福永厩舎の“一鞍入魂”で参戦するも、ゴール前で外から交わされ、惜しくも2着に終わった。次走での勝ち上がりに期待がかかる。

【結果】2024年10月26日(土)

競馬場 R 馬名 レース名 性齢 斤量 騎手 着順
東京 9 レッドダンルース 伊勢佐木特別(3歳上2勝クラス) 牡4 58.0 菅原 明良 3着
11 マイエレメント アルテミスステークス(2歳オープン) 牝2 55.0 横山 武史 5着
京都 9 ケイデンシーマーク 3歳上2勝クラス 牝4 56.0 C.デムーロ 3着
10 マルブツプライド ハロウィンステークス(3歳上3勝クラス) 牡5 58.0 岩田 望来 3着
11 ダノンスコーピオン MBS賞スワンS(3歳上オープン) 牡5 58.0 A.シュタルケ 9着

【結果】2024年10月27日(日)

競馬場 R 出走馬名 レース名 性齢 斤量 騎手 着順
東京 8 マンデヴィラ 本栖湖特別(3歳上2勝クラス) 牝4 56.0 C.デムーロ 2着