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【菊花賞予想】ダノンデサイル以外はかなりの混戦模様……スポーツ新聞&競馬専門誌の本命は?

Danon Decile

競馬ファンであれば、競馬予想をするうえで信頼するスポーツ新聞や競馬新聞があるものだろう。競馬チャンネルでは、スポーツ新聞6紙、競馬専門誌4紙を購入(18日付け)し、今週20日(日)京都競馬場で開催されるGⅠレース『菊花賞』の各紙本命(◎)数を集計した。今年のダービー馬以外の印はかなり割れているようだ。

馬番 馬名 スポーツ紙 競馬専門紙 合計
1 1 ピースワンデュック 5 2 7
1 2 ノーブルスカイ 0 0 0
2 3 アスクカムオンモア 0 0 0
2 4 ダノンデサイル 13 10 23
3 5 ハヤテノフクノスケ 2 0 2
3 6 ミスタージーティー 0 0 0
4 7 ビザンチンドリーム 1 0 1
4 8 ウエストナウ 3 0 3
5 9 コスモキュランダ 7 1 8
5 10 メイショウタバル 0 0 0
6 11 ショウナンラプンタ 5 2 7
6 12 シュバルツクーゲル 0 0 0
7 13 アーバンシック 7 4 11
7 14 メリオーレム 0 0 0
7 15 エコロヴァルツ 1 0 1
8 16 ヘデントール 6 2 8
8 17 アドマイヤテラ 1 1 2
8 18 アレグロブリランテ 0 0 0


 秋華賞では、計21◎を集めたチェルヴィニア(C.ルメール)が勝利し、オークスとの2冠を達成した。

 菊花賞は、皐月賞馬・ジャスティンミラノが出走せず、やや混戦模様だが、チェルヴィニアのように◎数の数は偏るのだろうか。早速見ていこう。

 最も◎数を集めたのは、日本ダービー馬・ダノンデサイル(横山典弘)だった。スポーツ新聞で13◎、専門誌で10◎、計23◎を獲得している。チェルヴィニアよりも◎を獲得する結果となった。 そして、2番目に◎を獲得したのは、C.ルメール騎手が騎乗する予定のアーバンシックだった。スポーツ新聞7◎、専門誌4◎、計9◎を獲得している。

 蓋を開けてみれば秋華賞と同じような◎数になっていたのだが、今年の菊花賞はここからが混戦模様。

 合計8◎を獲得した馬はコスモキュランダ(M.デムーロ)とヘデントール(戸崎圭太)の2頭となった。コスモキュランダは、弥生賞ディープインパクト記念を制するなど春から活躍してきた実績馬だ。ヘデントールは、昨年のドゥレッツァのように日本海Sを良い勝ち方をして菊花賞に出走してきた。春の実績馬と夏の上がり馬が人気を分け合ういかにも菊花賞らしい印の集め方となった。

 4位も僅差の戦いだった。合計7◎を獲得した馬が2頭。ピースワンデュック(柴田善臣)とショウナンラプンタ(鮫島克駿)だ。ピースワンデュックは、約3年ぶりのG1騎乗となる柴田善臣騎手が主戦を務め、ここまで4戦3勝。実績的には、まだそこまで強い馬を戦ってきたわけではないが、JRA最年長ジョッキーのエスコートに専門家たちも期待を寄せているのかもしれない。 一方、ショウナンラプンタは京都新聞杯でメイショウタバル(浜中俊)の2着だったが、そのメイショウタバルは◎ゼロとなっている中で、京都3000mの適性を感じている専門家たちが多いようだ。

 読者のみなさんの本命(◎)はどの馬だろうか? 予想の専門家であれ、一競馬ファンであれ、競馬予想には独自の見解があり、それを楽しむことが競馬予想の醍醐味でもある。◎数の少ない馬の中から、歓喜の美酒に酔いしれる人(馬も)がまぎれこんでいるかもしれない……。