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クラシック最終戦の菊花賞が開催!ダービー馬・ダノンデサイルの2冠なるか【今週の注目レース】

Danon Decile
第91回東京優駿を制したときのダノンデサイル

 今週の中央競馬は、東京・京都・新潟開催の3週目。先週の秋華賞に続き、今週は牡馬クラシック3冠の最終戦となるG1菊花賞が行われ、その菊花賞を含む2鞍の重賞が組まれている。

 20日(日)には、京都競馬場菊花賞(GⅠ・芝3000m)が行われる。春の2冠を勝利した2頭のうち、皐月賞馬ジャスティンミラノは不在。注目はもちろん、ダービー馬ダノンデサイル(牡3、栗東・安田翔伍厩舎)に集まる。

 ダービーでは、9番人気という伏兵扱いだったが、ジャスティンミラノ以下に2馬身差をつける快勝。競走除外で皐月賞を走れなかった悔しさを見事に晴らす結果となった。

 そのダービー以来となる約5ヶ月ぶりの実戦ではあるが、ダービーの2〜5着馬が出走していないここでは、主役の座は譲れない。

 ダノンデサイルに挑戦状を叩きつけるのは、東西トライアルを制した、アーバンシック(牡3、美浦・武井亮厩舎)とメイショウタバル(牡3、栗東・石橋守厩舎)。

 その他にも、条件戦を勝ち上がってきたヘデントール(牡3、美浦・木村哲也厩舎)やアドマイヤテラ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)も素質十分で、好勝負が期待できる。

 また19日(土)には、東京競馬場で富士ステークス(GⅡ・芝1600m)が行われる。中心は、マイル戦線で幾度となくしのぎを削ってきた、セリフォス(牡5、栗東・中内田充正厩舎)とソウルラッシュ(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)。今回がなんと、9度目の直接対決となる。

 これまでの対戦成績は、セリフォスが4連勝を収めた後にソウルラッシュが4連勝と、数字上はまったくの互角である。セリフォスがG1馬の意地を見せるか、勢いに勝るソウルラッシュが悲願のG1奪取に向けて好発進を決めるか、注目の一戦となる。

■今週の注目レース

10/16(水)
マイルグランプリ(SⅡ・大井)

10/17(木)
ゴールド争覇(SPⅠ・名古屋)

10/18(金)
兵庫ゴールドカップ(重賞Ⅰ・園田)

10/19(土)
富士ステークス(GⅡ・東京)

10/20(日)
菊花賞(GⅠ・京都)