【秋華賞予想】圧倒的2強ムードの秋華賞だが……スポーツ新聞&競馬専門誌の本命は?
競馬ファンであれば、競馬予想をするうえで信頼するスポーツ新聞や競馬新聞があるものだろう。競馬チャンネルでは、スポーツ新聞6紙、競馬専門誌4紙を購入(11日付け)し、今週29日(日)京都競馬場で開催されるGⅠレース『秋華賞』の各紙本命(◎)数を集計した。専門家たちに最も選ばれた馬はどの馬だったのだろうか?
枠 | 馬番 | 馬名 | スポーツ紙 | 競馬専門紙 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ホーエリート | 0 | 0 | 0 |
2 | 2 | ミアネーロ | 8 | 0 | 8 |
2 | 3 | クイーンズウォーク | 4 | 2 | 6 |
3 | 4 | タガノエルピーダ | 3 | 1 | 4 |
3 | 5 | チェルヴィニア | 12 | 9 | 21 |
4 | 6 | ラビットアイ | 0 | 0 | 0 |
4 | 7 | チルカーノ | 0 | 1 | 1 |
5 | 8 | コガネノソラ | 5 | 2 | 7 |
5 | 9 | アドマイヤベル | 1 | 1 | 2 |
6 | 10 | ボンドガール | 2 | 1 | 3 |
6 | 11 | ランスオブクイーン | 3 | 3 | 6 |
7 | 12 | ラヴァンダ | 0 | 0 | 0 |
7 | 13 | クリスマスパレード | 3 | 0 | 3 |
8 | 14 | ステレンボッシュ | 7 | 2 | 9 |
8 | 15 | セキトバイースト | 2 | 0 | 2 |
スプリンターズSでは、スポーツ新聞&専門誌どちらも◎数ゼロだったルガルが勝利した。
秋華賞でも、印を集めていない馬から勝ち馬が現れる可能性は十二分にあるが、◎数の多い順に見ていこう。
最も◎数を集めたのは、オークス馬・チェルヴィニア(C.ルメール)だった。スポーツ新聞で12◎、専門誌で9◎、計21◎を獲得している。2番目に◎を獲得しているのは、桜花賞馬・ステレンボッシュ(戸崎圭太)だ。スポーツ新聞7◎、専門誌2◎をゲットしている。
戦前の空気感では、桜花賞馬とオークス馬が人気を分け合う“一騎打ちムード”であるが、当コラムでは、チェルヴィニアが大差で勝利をおさめる形となった。
しかし、実は2位ステレンボッシュ以下は、かなりの混戦ムードとなっている。9◎ステレンボッシュにつづき、8◎を稼いでいるのはミアネーロ(津村明秀)だ。クリスマスパレードが逃げ切った紫苑Sでは2着で上がり最速の33.0をマークしていることが評価につながっているようだ。
続いて7◎を獲得しているのは、コガネノソラ(丹内祐次)。夏の札幌で5番人気ながらクイーンSを制したゴールドシップ産駒が◎数4位となった。
6◎を稼ぎ同率5位となっているのが、ローズS覇者のクイーンズウォーク(川田将雅)とオークス5着のランスオブクイーン(松山弘平)の2頭である。
桜花賞馬とオークス馬の決戦という様相を呈していた秋華賞だが、専門家たちの見解は割れているようだ。
読者のみなさんの本命(◎)はどの馬だろうか? 予想の専門家であれ、一競馬ファンであれ、競馬予想には独自の見解があり、それを楽しむことが競馬予想の醍醐味でもある。◎数の少ない馬の中から、歓喜の美酒に酔いしれる人(馬も)がまぎれこんでいるかもしれない……。