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【WASJ2026】JRA選抜とWAS選抜、チーム対抗戦で勝つのはどっち? 今年の騎乗馬から徹底分析

WAJS2026【©SANKEI】【Getty Images】
WAJS2026【©SANKEI】【Getty Images】

 今週末、札幌競馬場で世界のトップジョッキーが集結する「ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)」が開催される。

 8月22、23日の2日間で全4戦が行われ、騎手個人の総合順位に加え、JRA所属騎手による「JRA選抜」と、外国招待騎手・地方競馬所属騎手による「WAS選抜」のチーム対抗戦も実施される。

 今週のヨソクヒロバでは、

「ワールドオールスタージョッキーズのチーム対抗戦でどちらが勝つか?」

 という問題が出題されている。

 海外の名手が集まるだけに実力は拮抗しているように思えるが、過去のチーム成績には大きな差がある。さらに、実際に割り当てられた騎乗馬を見ることで、より具体的に両チームの戦力を比較できそうだ。

■過去9回はJRA選抜が8勝1敗

 WASJは各レースの着順に応じて、1着30点、2着20点、3着15点、4着12点、5着10点など、ポイントが付与される。4戦で所属騎手が獲得したポイントの合計によってチームの勝敗が決まる。

 現在の名称となった2015年以降、2020、21年の開催中止を除いて9回行われているが、チーム対抗戦はJRA選抜が8勝、WAS選抜が1勝。

 WAS選抜が初めて勝利したのは昨年2025年で、246対202でJRA選抜を破った。個人戦でもT.ハマーハンセンが1位、C.ウィリアムズが2位となり、WAS選抜の上位独占がチーム初優勝につながった。

 一方、2024年はWAS選抜のJ.モレイラが個人総合優勝したにもかかわらず、チーム戦ではJRA選抜が237対216で勝利している。

 つまり今回の要となるのは、「最も活躍する騎手がどちらのチームにいるか」ではない。7人全体でどれだけ上位に食い込み、ポイントを積み重ねられるかが重要になる。

■両チームともに豪華な出場騎手

 今年のJRA選抜は、松山弘平騎手、横山武史騎手、C.ルメール騎手、武豊騎手、横山典弘騎手、岩田望来騎手、川田将雅騎手の7人。

 ルメール騎手、川田騎手、武豊騎手、岩田騎手は、過去のWASJで個人総合優勝経験者でもあり、シリーズへの経験値では非常に強力な布陣となった。

 対するWAS選抜は、地方競馬代表の吉村智洋騎手(兵庫)、リチャード・フーリー騎手、ラファエル・ヘルナンデス騎手、ダミアン・レーン騎手、ザック・ロイド騎手、スラジ・ナレドゥ騎手、マリー・ヴェロン騎手の7人。

 中でもレーン騎手はJRAでの騎乗経験が豊富で、日本競馬への対応力という点では外国招待騎手の中でも大きな存在となる。

■WASJは騎乗馬をグループ分けして抽選

 ワールドオールスタージョッキーズでは、各騎手が自由に騎乗馬を選べるわけではない。

 まず、各レースの出走予定馬が、近走成績などをもとに「A・B・C・Dの4グループ」に分類される。そのうえで抽選を行い、どの騎手がどの馬に騎乗するのかを決定する仕組みとなっている。

 今回の記事で記載している「A」「B」「C」「D」は、この騎乗馬決定時のグループ分けを示したものだ。

 基本的には、近走成績などから上位評価された馬がAグループ、その次がB、C、Dと振り分けられているため、「Aグループの馬をどちらのチームの騎手が多く引いたか」は、チーム対抗戦を予想するうえで重要な材料になる。

 チーム対抗戦では1着だけでなく、2着以下にもポイントが与えられるため、Aグループの騎乗馬で勝利を狙うことに加え、評価の低い騎乗馬をどこまで上位に持ってこられるかも勝敗を左右する。

 ここからは、第1戦から第4戦まで、それぞれの騎乗馬を見ながら両チームの戦力を比較していく。

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