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【札幌記念・敗戦の本質】1番人気ショウヘイは、なぜ敗れたのか…注目3頭を徹底考察

text by 中西友馬
2026年札幌記念を制したシェイクユアハート、2着サクラファレル
2026年札幌記念を制したシェイクユアハート、2着サクラファレル

8月16日(日)に行われたG2・札幌記念は、3番人気のシェイクユアハートがレコードタイムで優勝した。一方で、1番人気に支持されたショウヘイなど、敗れた馬たちをどのように評価すべきなのか。今回は、レース後に注目すべき3頭を取り上げ、「パフォーマンス」「舞台適性」「今後の伸びしろ」の3つの観点を点数化し、検証していく。[1/2ページ]
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注目馬3頭の採点

シェイクユアハート

着順:1着(3番人気)
パフォーマンス:10
舞台適性:10
今後の伸びしろ:8

 徹底先行の馬がおらず、戦前は近3年と同じく前半1000m通過は60秒半ばと予想していた。

 ただ、ホウオウビスケッツがすんなり先手を奪ったわりにはペースは落ち着かず、前半1000m通過は59秒4。速い決着タイムを見てもハイペースではないが、スローペースとは言えない入りとなった。

 それに加えて、残り1200mから早めに番手を上げたアドマイヤテラが前に並びかけたことで、突かれたホウオウビスケッツが残り1000mからさらにペースアップ。

 そんな中、この馬は後方で動かずジックリと待機。3〜4角の中間で馬群が凝縮したところでは痺れる手ごたえで回ってきて、その勢いを殺さないように大外へ。

 4角は10頭分ほど外を回る形となったが、直線の勢いは桁違い。内の馬たちをまとめて面倒見る、インパクトの強いレコード勝ちであった。

ショウヘイ

着順:7着(1番人気)
パフォーマンス:7
舞台適性:6
今後の伸びしろ:10

 五分のスタートからスッと前へと上がっていき、好位のポジションを確保。ここまでは予定通りであったが、皮肉にも同厩舎アドマイヤテラの動きによってリズムが崩れてしまった感は否めない。

 そのアドマイヤテラの外へと切り替えて3〜4角中間あたりでは手ごたえも良さそうに見えたが、横に大きく広がった直線の追い比べでは既に余力はなく、後退しての7着。

 AJCCで克服したかにも思えたが、やはりこの馬は、本質的に上がりの速い瞬発力勝負を好む馬。

 今回は洋芝の札幌でも馬場が良かっただけに、もう少しゆったりとした入りであれば、結果は変わっていた可能性も十分。上がりの速い決着で崩れるまでまだ見限るのは早く、むしろこの敗戦で人気を落とすようならば狙い目ともなる。

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