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【アイビスサマーダッシュ・敗戦の本質】2番人気アメリカンステージは、なぜ敗れたのか…注目3頭を徹底考察

text by 中西友馬
2026年アイビスSDを制したピューロマジック
2026年アイビスSDを制したピューロマジック

8月2日(日)に行われたG3・アイビスサマーダッシュは、1番人気のピューロマジックが優勝を果たした。一方で、2番人気に支持されたアメリカンステージなど、敗れた馬たちをどのように評価すべきなのか。今回は、レース後に注目すべき3頭を取り上げ、「パフォーマンス」「舞台適性」「今後の伸びしろ」の3つの観点を点数化し、検証していく。[1/2ページ]
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注目馬3頭の採点

ピューロマジック

着順:1着(1番人気)
パフォーマンス:10
舞台適性:10
今後の伸びしろ:10

 戦前の安田翔伍調教師のコメントに「枠順を見て考えたい」とあったように、昨年と同じ3枠6番を引き当てた時点では、何が何でもハナという作戦ではなかっただろう。

 ただ、騎乗予定だった松山騎手が怪我で騎乗できないとなったことで、風向きは変わった。テン乗りの田辺騎手に白羽の矢が立ったことで、馬と喧嘩させてまで控えるよりは、この馬のスピードに任せるという作戦になったのではないだろうか。

 もちろんこれは、外から見た私の推測。ひとつ言えることは、この馬はとにかく速かった。レコードタイムで3馬身差の圧勝だったこのレースを見ると、枠順や作戦うんぬんではなく、絶対的なスピードが上だったと言わざるを得ない。いよいよG1獲りへ、機は熟したと言える。

ロードトレイル

着順:2着(14番人気)
パフォーマンス:7
舞台適性:8
今後の伸びしろ:7

 3走前の駿風ステークス以来、2度目となる直線競馬。好スタートから好位のポジションを確保すると、ピューロマジックには突き離されたものの、最後はカウスリップとの争いを制して2着を確保した。

 そのカウスリップとは、駿風ステークスでもクビ差の2着争い。ともにロードカナロア産駒であり、今回は同じく格上挑戦。直線競馬で好結果を残しているロードカナロア産駒ということで、ともに押さえていたという方はお見事。

 レコード決着を見てもわかるように、産駒のスピードが存分に生かせる高速馬場となったことが、ヒモ荒れを生み出した大きな要因と言えるだろう。

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