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【小倉記念・敗戦の本質】1番人気ジョバンニは、なぜ敗れたのか…注目3頭を徹底考察

text by 中西友馬
2026年小倉記念/12026年小倉記念/1着ゼンダンハヤブサ、2着ジョバンニ(手前・桃帽)
2026年小倉記念/1着ゼンダンハヤブサ、2着ジョバンニ(手前・桃帽)

7月19日(日)に行われたG3・小倉記念は、10番人気のゼンダンハヤブサが優勝を果たした。一方で、1番人気に支持されたジョバンニなど、敗れた馬たちをどのように評価すべきなのか。今回は、レース後に注目すべき3頭を取り上げ、「パフォーマンス」「舞台適性」「今後の伸びしろ」の3つの観点を点数化し、検証していく。[1/2ページ]
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注目馬3頭の採点

ゼンダンハヤブサ

着順:1着(10番人気)
パフォーマンス:8
舞台適性:10
今後の伸びしろ:10

 最内枠から好スタートを決めると、好位後ろ〜中団前あたりのインコースを追走。

 この後に触れるジョバンニやガイアメンテなどの、人気馬たちと同じようなポジションからレースを進めた。

 逃げるトータルクラリティが刻んだ前半1000mの通過は、59秒1。序盤で競り合ったように感じたわりにはハイペースではなく、この時点で後ろに構えていた馬たちには少し難しいレースとなった。

 勝負どころでは1番人気のジョバンニより反応が良く、内ラチ沿いをスルスルと浮上。

 直線も、前の2頭とガイアメンテの間のスペースを突いて抜け出し、ジョバンニの追い上げを半馬身差凌いでの勝利。

 格上挑戦で52キロ、人気薄だからこそできたインにこだわる騎乗がハマった感は否めないが、初の2000mでも結果を残して、馬が力をつけていることは確か。

ジョバンニ

着順:2着(1番人気)
パフォーマンス:10
舞台適性:8
今後の伸びしろ:8

 外枠からでもスタートの出は悪くなく、好位の後ろあたりを確保。内に潜り込むことはできなかったが、勝ち馬とほとんど同じポジションからの競馬となった。

 ただ案外だったのは、3〜4角の勝負どころでの進み。勝ち馬が内から上がっていくのについていけず、直線では一瞬前が壁に。

 勝ち馬の外にスペースを見出して最後は半馬身差まで詰め寄ったが、わずかに及ばずの2着。

 もちろん勝ち馬との5.5キロの斤量差を考えれば、負けて強しの内容であることは言わずもがな。

 ただ、ラストで詰めてきているのにも関わらず上がり3Fでは勝ち馬が上回っているように、勝負どころでの一瞬のモタつきが勝敗を分けたのは明らか。

 秋にもう一段上のステージで戦うことを考えれば、勝ち切っておきたいレースではあった。

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