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競馬に携わる仕事をされている方々の独占インタビュー
競馬に携わる仕事をされている方々の独占インタビュー

競馬界の奥深さと、人と馬が織りなす情熱を描いたドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』(TBS系・日曜劇場)が大きな注目を集めている。本作は本日14日、21時からの放送で最終回を迎えるが、その翌週12月19日には、競馬への理解を一段と深める一冊『サラブレッド大辞典』(株式会社カンゼン刊)が発売される。
本稿では、『ザ・ロイヤルファミリー』で目黒蓮や高杉真宙が演じる馬主や騎手などの役柄に注目し、それぞれが競馬界において実際にはどのような立場にあたるのかを、『サラブレッド大辞典』の知見を交えて解説していく。[3/3ページ]

3. 騎手(ジョッキー):公正性と一瞬の決断を担うアスリート

 騎手はレースで競走馬に騎乗し、一瞬の判断で勝敗を左右するプロフェッショナルだ。賞金の取り分は5%である。騎手は卓越した勝負強さと厳しい体重制限をクリアするフィジカルとメンタルの強さが求められる。

【『ザ・ロイヤルファミリー』の登場人物】
• 佐木隆二郎(高杉真宙): 中央競馬の騎手。元岩手競馬所属で、荒れ馬の操縦に長けている。ロイヤルホープの中央デビュー戦を勝利で飾り、ロイヤルファミリーの主戦も務めた。

• 野崎翔平(三浦綺羅 / 市原匠悟): 加奈子の息子で中央競馬の騎手。2021年にデビューし、2024年からはロイヤルファミリーの主戦騎手を務める。

• 松井亮介(大西利空): 中央競馬の騎手。競馬学校時代に隆二郎と因縁があり、椎名所有のヴァルシャーレなどに騎乗する。

【サラブレッド大辞典による解説】
 競馬の公正な実施のため、騎手はレース前後の検量検査を受け、騎乗前日の21時までに競馬場またはトレセンの調整ルームに入室し、外部との通信を制限される。レース前にはパドックや返し馬で馬の状態を繊細に確認する。

 馬の能力を最大限に引き出すため、騎手は馬の走りや気性を踏まえ、最適な「位置取り」(逃げ、先行、差し、追い込み)を探る。免許取得から日の浅い若手騎手には、経験を積む機会を増やすため、特定の条件で負担重量が軽減される「減量特典」が与えられている。

まとめ

 このようにドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』に描かれる人間模様は、想像以上に広く、深い世界であることを示唆している。

 競馬には、馬券購入というギャンブルの側面があることは確かだが、その根底には、それを遥かに凌駕するロマンと知的探求の領域が広がっているのも真実である。

 『サラブレッド大辞典』には、ドラマでは深く描かれない競馬界の多様な関係者へのインタビューが収録されている。例えば、競走馬の健康管理や安全を科学的に支える研究職や、レースの興奮を正確に伝えるアナウンサーなど、多岐にわたる専門家たちの仕事内容にも触れている。

 ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』をきっかけに競馬に興味を持った方々にとって、本書はより深く競馬を理解するための知見を与えてくれる、まさに必携の良書といえるだろう。

■書誌情報

書名:サラブレッド大辞典
編著:ウマフリ
定価:2,420円(本体2,200円+税)
判型:A5判
ページ数:224P
ISBNコード:978-4862557858
発売日:2025年12月19日

〇書籍は下記アマゾンリンクより予約・購入いただけます。
『サラブレッド大辞典』

【了】

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