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丸山奏子さん
丸山奏子さん⑩

もう一度Mリーグに挑戦したい

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――やはり、プロ雀士にとってMリーグの存在は大きいですか?

 Mリーグだけが麻雀ではないとは思うんですけど、Mリーグにいた期間の自分って、すごくプレッシャーを感じて、いま考えると「正常じゃなかったな」って思うんですよ。
 やっぱりあの緊張感の中で脳が上手く働かなくて、自分の麻雀が全然打てていませんでした。結果を出せなかった言い訳だと思われちゃうかもしれないんですけど、ちょっとパニックに近い状態になっていて……あの舞台を楽しむ余裕がなかったんです。
 あの環境で麻雀を打てることって、すごくワクワクすることのはずなのに、それを楽しみきれなかったっていうのは、自信が持てていなかったって思います。

――たしかに画面越しに見ていても、Mリーグの緊張感はこちらに伝わってきます。

 だからもう一度挑戦したいっていう気持ちが強いんです。あの時はまだプロ2年目で、正直分からないことが多くて。分からないことが多すぎる時って、「なにが分からないのかが分からない」っていう状態になるじゃないですか。
 そんな感じだったんですよね。そんな中でいきなりMリーグに入って、焦りとかプレッシャーとか色々なもので、パニックになっちゃっていたので。

――プロ2年目でMリーグに参加していること自体がすごいことですけどね。

 Mリーグを離れてから、自分の麻雀が伸びている感覚があるんです。例えば、打牌の理由を探すときなんかも、前より今のほうが内容も格段に良くなったと思っているので、それの積み重ねで麻雀が伸びてきている感覚があるんです。
 だから自信がついてきた今なら、プレッシャーがマイナスにならない気がしています。もちろんまだ成長段階ではありますが、さらに麻雀を伸ばしていって、あの舞台を楽しめるような力が備わったら、もう一度Mリーグに挑戦したい気持ちは強いです。

――目標に向かって頑張ってください。本日はありがとうございました。

ありがとうございました。

【了】

(文●中西友馬)

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