④アクチノータス
性別:牝馬
生年月日:2022年3月3日
馬主:(有)サンデーレーシング
毛色:鹿毛
馬名の由来:フランネルフラワー等の属名。花言葉「いつも愛して」
ここからは、未出走馬の中から素質を秘めた馬をチョイス。まずは、父サトノダイヤモンド、母ラヴズオンリーミーの牝馬、アクチノータス。父サトノダイヤモンドは、2016年の菊花賞と有馬記念を制したG1・2勝馬。これまでに産駒は重賞を3つ制しており、アクチノータスは3世代目にあたる。そして母のラヴズオンリーミーは、名前から分かる通り、海外G1・3勝を含むG1・4勝を挙げたラヴズオンリーユーの母である。さらには、2016年のドバイターフを制したリアルスティールの母でもあり、G1馬を2頭も輩出している。
アクチノータスは、母ラヴズオンリーミーが16歳の時に産まれた仔であるため、たしかに少し高齢ではあるが、それでも超のつく良血馬であることに変わりはない。じっくりと成長を促したぶん時間はかかったが、年明けに帰厩して本格的な調教をスタート。2月のデビューを目標に、調整が進められている。
半姉のラヴズオンリーユーが海外G1を3勝したのは5歳時であったし、半兄のリアルスティールもG1タイトルを手に入れたのは古馬になってからと、晩成傾向にある血筋。年明けデビューとなったが、焦る必要はなさそう。まだレースに使っていない段階で話すことではないかもしれないが、2月デビューであるからして、目標は姉と同じく桜花賞よりオークスとなるだろう。
もしオークスに間に合わなかったとしても、G1馬以外も比較的堅実に勝ち上がっている血統であるため、名前を覚えておいて損はないはずだ。
(※執筆後にアクチノータスは、同じ矢作厩舎のホウオウアートマンとともに、2/1(土)の白梅賞に特別登録。現時点で出否は未定も、競馬ファンの注目を集めている)