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GⅢ 根岸ステークスのデータ分析【過去の結果 – 1984年以降 | 重賞データ 】

2024年根岸Sを制したときのエンペラーワケア
2024年根岸Sを制したときのエンペラーワケア

日本初の近代式競馬場である根岸競馬場を記念して創設された根岸ステークスは、日本有数の長い歴史を持つダート重賞だ。2000年代に入ってからはGⅠフェブラリーステークスの前哨戦として位置づけられ、東京ダート1400mの条件で実施されている。それ故に、過去の勝ち馬には、モーニン、ノンコノユメ、レモンポップなど多くのフェブラリーS勝ち馬を輩出している。本記事では、過去10年間の傾向を分析するとともに、歴代優勝馬の一覧を振り返る。[1/2ページ]

過去10年の傾向(2016〜2025年)

◯1番人気の成績

勝率:50.0%
連対率:70.0%
複勝率:70.0%

 根岸Sにおける1番人気馬の信頼率は比較的高い。モーニン、レモンポップなど、1番人気で同レースを制した馬はその後のフェブラリーSにも直結している傾向が強い。

◯3連単の配当傾向

平均値:27,442円
中央値:25,710円
最高値:69,270円(2020年 モズアスコット)
最低値:2,610円(2023年 レモンポップ)

 3連単の配当傾向に関しても、1番人気の信頼度の高さに伴い比較的低配当に落ち着いている。最高配当となった2020年も3着こそ9番人気のスマートアヴァロンであったが、1、2着は上位人気のモズアスコット、コパノキッキングで決着した。

年齢別成績

年齢 1着 2着 3着 連対数 複勝圏内
4歳 3 2 2 5回(25.0%) 7回(23.3%)
5歳 5 3 2 8回(40.0%) 10回(33.3%)
6歳 2 2 4 4回(20.0%) 8回(26.7%)
7歳 0 1 0 1回(5.0%) 1回(3.3%)
8歳 0 2 2 2回(10.0%) 4回(13.3%)

 年齢別では、2025年の覇者コスタノヴァをはじめ、5歳馬の活躍が目立つ。ただ、比較的古豪の活躍しやすいダート路線としては珍しく、7歳以上の馬の活躍は少なく、逆に4歳馬の活躍も目立つ。

馬番別成績

馬番 出走数 1着 2着 3着 勝率 連対率 複勝率
1 10 0 1 1 0.0% 10.0% 20.0%
2 10 0 1 1 0.0% 10.0% 20.0%
3 10 2 0 0 20.0% 20.0% 20.0%
4 10 0 0 0 0.0% 0.0% 0.0%
5 10 0 2 0 0.0% 20.0% 20.0%
6 10 0 1 2 0.0% 10.0% 30.0%
7 10 1 1 1 10.0% 20.0% 30.0%
8 10 0 2 1 0.0% 20.0% 30.0%
9 10 1 0 0 10.0% 10.0% 10.0%
10 10 0 0 1 0.0% 0.0% 10.0%
11 10 3 0 1 30.0% 30.0% 40.0%
12 10 0 0 0 0.0% 0.0% 0.0%
13 9 1 1 1 11.1% 22.2% 33.3%
14 10 1 0 1 10.0% 10.0% 20.0%
15 9 1 0 0 11.1% 11.1% 11.1%
16 9 0 1 0 0.0% 11.1% 11.1%

 東京ダート1400mは、スタートからゴールまで全てダートで構成されているコースである。
フェブラリーステークスなどで使用される東京ダート1600mは芝スタートであり、この点が両コースの大きな違いとなっている。

 過去10年の根岸ステークスの馬番別成績を見ると、全体として極端な有利・不利の傾向は確認できない。しかし、東京ダート1400m全体の傾向としては、内枠の成績がやや振るわない傾向が見られる。

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