HOME » コラム » 5選 » 未来のG1馬の母を探せ!最近日本に輸入されていた海外の名牝たちを一挙紹介 » ページ 4
マキューリック(Getty Images)
マキューリック(Getty Images)

2025年の菊花賞馬エネルジコの母エノラは、GⅠディアナ賞(ドイツオークス)勝ち馬。リバティアイランドの祖母もGⅠ2勝の名牝だ。GⅠ実績を持って日本に輸入された繁殖牝馬は、近年の日本競馬の躍進を支える存在となっている。今回は「未来のGⅠ馬の母」とも言える、海外から日本に渡った名牝たちを紹介する。[4/5ページ]

④マキューリック(McKulick)

主な勝ち鞍:ベルモントオークス(GⅠ)

 近年、海外のセールで話題になる日本の生産者の“爆買い”。よく注目されるのはノーザンファーム系列の爆買いであるが、2024年11月にアメリカで実施されたファシグティプトン社のノベンバーセールでは、グランド牧場が計16億円の爆買いを行った。

 その中で落札された1頭がフランケルを父に持つこのマキューリック。9億円以上という衝撃の金額(600万ドル)で落札され、この日の最高落札額を記録した。

 3歳時制したベルモントオークス以外にGⅠ勝ち鞍はないものの、それ以外にも重賞5勝、GⅠ含む重賞2着5回という抜群の安定感を誇るのが同馬の特徴。

 また、血統背景は前述のように父にフランケルを持ち、母の父には日本での供用歴も長く活躍馬も多いマクフィを持つ。

 外国産の繁殖牝馬には、産駒が全く日本に合わず、活躍馬を輩出できずに終わることも多いが、本馬の血統背景であればその不安は必要ないだろう。

 2026年に生まれる予定である同馬の初仔の父は、アメリカで種付けを行った三冠馬ジャスティファイ。日本でも初年度からオーサムリザルトを輩出した他、産駒が世界中のビッグレースを制している父との間に、どんな子供が生まれてくるのか、今から期待したい。

1 2 3 4 5