
2022年まで11年連続JRAリーディングサイアーに君臨していたディープインパクトが19年にこの世を去った。新時代に突入した23年はドゥラメンテ、24年はキズナがそれぞれ初の首位を奪取したが、2025年の種牡馬ランキングは果たして―。本記事では、2025年のJRAリーディングサイアーを「トップ10」形式で振り返る。[6/10ページ]
第5位 エピファネイア(25億1,282万円)
■2025年の重賞勝利産駒
ダノンデサイル(AJCC)
ヤンキーバローズ(ファルコンS)
エリカエクスプレス(フェアリーS)
フィロステファニ(アルテミスS)
2020年に無傷で牝馬三冠馬となったデアリングタクトや、有馬記念、天皇賞(秋)、皐月賞とG1を3勝して2021年度代表馬となったエフフォーリアなど“超大物”を輩出してきたエピファネイアが、7年連続トップ10入りとなる5位にランクインした。
25年は、JRA・G1勝利こそなかったが、24年の日本ダービー馬ダノンデサイルが、AJCC(G2)に加え、ここでは賞金にカウントされないが、海外G1のドバイシーマCを制覇。帰国後もジャパンC&有馬記念でG1連続3着と健闘した。
さらに、ビザンチンドリームの躍進が目覚ましく、G1天皇賞(春)で惜しい2着に入ったほか、海外G2を2勝、凱旋門賞でも日本馬最先着となる5着に好走。今年のさらなる飛躍が期待される一頭となっている。
G3フェアリーSを強い内容で制したエリカエクスプレスは、春の牝馬クラシックでは人気を背負いながら、期待ほどの結果を出せなかった。だが秋にG1秋華賞で鞍上に武豊を迎えると、絶妙な逃げで“あわや”の場面をつくり、2着に力走。
一方で、伸び悩む実績馬も少なからずいた。24年の宝塚記念Vを成し遂げたブローザホーンやステレンボッシュが該当する。前者は、栄光を掴んだ後、長い低迷期を経た3月、G2阪神大賞典3着で復活の兆しを見せた。しかし、続く天皇賞(春)では前年の2着を大きく下回る8着に敗れた。
後者は、24年の桜花賞馬で、G1オークスで2着、G1秋華賞でも3着に好走したが、25年になって大きな着順を並べる結果となってしまった。
復活を待望されるG1馬もいる中、若葉S(L)を勝利し、皐月賞でも大きな不利がありながら4着に好走したジョバンニなど今年の飛躍が期待される素質馬たちも数多くスタンバイしている。


