
競馬の主役は「馬」であるが、その背に跨る「騎手」も、レースを語るうえで欠かせない存在だ。騎手成績はリーディング順位に表れ、ランクの上がり下がりが一目でわかる。
本記事では、2024年に騎手リーディング30位以内、かつ2025年に500回以上騎乗した騎手の中から、勝利数の上昇率が“低かった”5名を紹介する。[2/5ページ]
第4位:菱田裕二
■下降率 23%【30勝→23勝】
2024年はテーオーロイヤルと天皇賞(春)を制し、G1初制覇も達成した菱田裕二騎手。だが2025年は前年より勝利数が落ち込み、デビュー年と同じキャリアワーストの23勝に終わった。
だが、2026年に向けて期待できるお手馬は何頭もいる。その筆頭が9月の浦和ではテレ玉杯オーバルスプリント制したサンライズフレイム。
藤岡康太元騎手が騎乗していた3歳時から期待されながらも、なかなか重賞タイトルを手にできなかった素質馬を勝利へ導いた。
ここまで後方一気の競馬が多かった同馬を、先行させて勝ち切らせた手腕と判断は見事で、2026年もこのコンビがダートグレード競走を盛り上げてくれそうだ。
彼以外にも2歳のうちからG1戦線に顔を出したアーレムアレスや、10月の太秦ステークスで3年ぶりの勝利を挙げたハピなどもおり、大舞台での活躍が期待できる馬の手綱は多く握っている。
末脚に懸ける馬の主戦が多いのも1つの特徴といえそうだが、強気な騎乗で相棒を上位に持って来ることも多い騎手。すべてが噛み合えば強烈なパフォーマンスで自身2度目のG1制覇を挙げる時がやってきても不思議はない。
2025年にはJRA通算500勝も決めた菱田騎手。2026年は1月22日時点ですでに2勝を挙げており、前年からの巻き返しに期待したい。


