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2018年1月7日京都競馬場/キタサンブラック引退式
2018年1月7日京都競馬場/キタサンブラック引退式

同じ騎手がデビューから引退までずっとお手馬として騎乗するという馬もいれば、現役生活の中でさまざまな騎手が騎乗するという馬も存在する。ということで今回は、さまざまな騎手が騎乗して結果を残した名馬をピックアップ。その中でも、特に印象的な5頭を順に紹介していく。[4/5ページ]

④キタサンブラック

■5人(後藤浩輝、北村宏司、浜中俊、横山典弘、武豊)

 続いて紹介するのは、キタサンブラック。この馬はこれまで紹介した3頭とはまたタイプが違い、古馬となってからは引退まで12戦連続で武豊騎手が騎乗。しかし実は、3歳時の8戦では武豊騎手は一度も騎乗していないのである。

 3歳時の8戦のうち5戦の手綱は北村宏司騎手が執っていたが、デビュー戦は後藤浩輝騎手、皐月賞は浜中俊騎手、有馬記念は横山典弘騎手が騎乗していた。

 そのため、キャリアを通じては5人の騎手が乗ったことあることとなり、うち3人の騎乗で勝利。もちろん最多騎乗は、キタサンブラックのキャリア20戦のうち12戦で手綱を執った武豊騎手ということとなる。

 この馬の面白いところは、古馬となってからはこの馬の代名詞的存在となった逃げの戦法を、3歳の有馬記念で初めてとったということ。

 例えばG1初制覇となった菊花賞などは、好位の後ろからインコースを突いて差す競馬で勝利。この時期までは先行する競馬こそしていたが、逃げの戦法をとったことがないため、当然ながら逃げ馬というイメージは全くなかった。

 
 そんなキタサンブラックで初めて逃げの戦法をとったのが、3歳時の有馬記念で騎乗した横山典弘騎手。一度しか騎乗しておらず、キタサンブラックとのコンビはあまりイメージのない横山典弘騎手だが、この馬の新味を引き出したという点では、かなり重要で大きな仕事をしたと言えるだろう。

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