
2025年デビューの新種牡馬はコントレイル、2027年デビューの新種牡馬はイクイノックスに注目が集まる。その間にあたる2026年デビューの新種牡馬は大物不在と見られがちだが、真の評価は産駒の活躍によって定まる。そこで今回は、2026年デビューの新種牡馬の中から、現役時代に日本で走っていた5頭を紹介する。[3/5ページ]
③サリオス
主な勝ち鞍:朝日杯FS(2019年)
続いて紹介するのは、サリオス。初年度の種付け料は150万円であり、血統登録数はこちらも100頭超えの109頭と、初年度から人気を集めた。
自身は芝1600m〜1800mで勝ち鞍を挙げており、勝ち鞍だけを見れば、ハッキリとした芝のマイラー。とはいえダービーでもコントレイルの2着となっているのだから、スタミナも十分に持ち合わせていた。
セールスポイントとしては、2歳G1を制したように完成が早い点と、500キロを優に超える筋肉隆々の馬体。
馬格があったことも影響したのか、自身の主戦場はマイルだったが、血統的には、父が有馬記念勝ち馬ハーツクライで、母のサロミナは独オークス馬。クラシックディスタンスをこなせる下地は十分にあり、肌馬によっては、芝の中長距離で活躍する産駒も登場しそうな印象。
産駒の中で注目馬を1頭挙げるのであれば、シーリアの2024。葉牡丹賞をレコード勝ちして弥生賞でも2着となったヴィンセンシオの妹である同馬は、キャロットファームで11.5万円×400口=4600万円で募集された馬。
兄は父リアルスティールでダート適性も見込まれているが、こちらは完全に芝向きといった印象で、父同様に早い時期からの活躍が期待される。現代の名牝ツートップと言っても過言ではない、シーザリオとサロミナが血統表に鎮座するという、絵に描いたような良血馬である。



