
サイバーエージェントの創業者であり、近年は馬主としても注目を集める藤田晋オーナー。フォーエバーヤングによるブリーダーズカップ・クラシック制覇をはじめ、その存在感は競馬界でも着実に高まっている。
また毎年、セリ市での高額取引も話題となり、多くの幼駒を所持していることでも知られている。良血馬も数多く所持しているため、この中に第二のフォーエバーヤングが誕生する可能性も十分にあるだろう。
本記事では、2026年1月5日現在でJRAに馬名登録および預託先が決定している2歳馬の中から、注目の5頭を紹介する。[5/5ページ]
⑤マイクストーリー
父:Flightline
母:シャムロックローズ
母の父:First Dude
性別:牡馬
生年月日:2024年2月17日
毛色:栗毛
調教師:杉山 晴紀(栗東)
生産牧場:ケイアイファーム
取引市場:
馬名の由来:曲名より
母シャムロックローズの初仔で、父はFlightlineのマイクストーリー。アメリカで交配され、出産前に日本へ持ち込まれて誕生した牡馬である。
同馬の血統表にはSeattle SlewやMr.Prospectorなど、まさにアメリカ競馬の結晶といえるようなクロスが多数詰め込まれている。
加えて、母であるシャムロックローズは2018年のブリーダーズカップ・フィリー&メアスプリントを勝利。父のFlightlineもブリーダーズカップ・クラシックを制していることから、ブリーダーズカップを優勝した馬同士の配合という、なんとも豪華な血統表に仕上がっている。
こうなるとマイクストーリーにも当然、ダート競馬での活躍が見込まれる。
ただし、近年の日本競馬界の牡馬クラシックでは「Seattle Slewの血を内包する馬が日本ダービーで好走する」ということも起きている。
実際、2021年から2025年の日本ダービー優勝馬のうち3頭がSeattle Slewの血を持っており、その点でマイクストーリーは条件を満たしているといえる。
もし両親ともに米国産の持込馬が日本ダービーを制するようなことがあれば、それは日本競馬界の歴史に名を刻む大きな偉業となる。
そして、この純金のような血統であるマイクストーリーなら、それはあながち夢物語ではないかもしれない。
【了】
【著者プロフィール:小早川涼風】
祖父、父の影響で幼い頃から競馬に触れ、社会人後ライターに。地方、中央を問わない競馬漬けの日々を送る。初めて好きになった馬はサイレンススズカ。思い出の馬はファストフォース。
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