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【 2026年デビュー予定、藤田晋オーナー注目の2歳馬5選】第二のフォーエバーヤングは誕生するか…

text by 小早川涼風
2022年ブリーダーズカップクラシックを制した時のフライトライン(Photo by Dylan Buell/Getty Images)
2022年ブリーダーズカップクラシックを制した時のフライトライン(Photo by Dylan Buell/Getty Images)

サイバーエージェントの創業者であり、近年は馬主としても注目を集める藤田晋オーナー。フォーエバーヤングによるブリーダーズカップ・クラシック制覇をはじめ、その存在感は競馬界でも着実に高まっている。
また毎年、セリ市での高額取引も話題となり、多くの幼駒を所持していることでも知られている。良血馬も数多く所持しているため、この中に第二のフォーエバーヤングが誕生する可能性も十分にあるだろう。
本記事では、2026年1月5日現在でJRAに馬名登録および預託先が決定している2歳馬の中から、注目の5頭を紹介する。[1/5ページ]

①オールシティキング

父:Flightline
母:セルフレスリー
母の父:More Than Ready
性別:牡馬
生年月日:2024年4月29日
毛色: 鹿毛
調教師: 手塚貴久 (美浦)
生産牧場:ノーザンファーム
取引市場:2025年セレクトセール
馬名の由来:全ての街の王

 2025年のセレクトセール1歳馬部門で2億900万円の高額で落札されたオールシティキング。

 この年、藤田氏が競り落とした1歳馬のなかでは3頭目に高い金額かつ、同セールに上場されたFlightline産駒では最高額となっている。

 昨年、セレクトセール直後に藤田氏が落札した馬たちを取り上げた際にもこの馬を紹介し、母の父に入っているMore Than Readyの血がどう働くかが焦点となりそうということを記した。

 その後、同じく母の父に彼の血を持つルクソールカフェがジャパンダートクラシックで3着に入り、半弟のアルカディアカフェがデビュー2戦目で初勝利を挙げるなどの活躍を見せている。さらに、芝の重賞ウィナーであるノーブルロジャーがダートに転向し、5戦目でオープン特別を勝利した。

 彼らに共通するのは父がアメリカ血統の馬であること。そしてオールシティキングも当然、父方にはFlightline、Tapitとアメリカの血が入っている。こうなると、やはり主戦場はダートになるのだろうか。

 かつて6戦無敗でブリーダーズカップ・クラシックを制した父の血を受け継ぐオールシティキング。成長次第では“凱旋”のブリーダーズカップ挑戦が見られるのではないだろうか。

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