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2001年有馬記念/1着マンハッタンカフェ 5着テイエムオペラオー
2001年有馬記念/1着マンハッタンカフェ 5着テイエムオペラオー

年末の風物詩として広く知られ、競馬ファンはもちろん、競馬に馴染みのない人まで多く参戦する一大イベント・有馬記念。
毎年ドラマの生まれる冬のグランプリだが、果たして馬券売上はどのような推移を辿ってきたのだろうか。
今回は2000年以降の有馬記念で、売上の上昇率・下降率が大きかった3年ずつを取り上げ紹介する。[5/6ページ]

【下降率 第2位】2001年

前年比 -12.3%(511億7410万9300円)

 世紀末が終わり、21世紀最初の有馬記念として施行された2001年。この年は前年無敗の王者、テイエムオペラオーがこれを最後に引退すると公言しており、有終の美を飾れるか、という点で注目が集まった一戦だった。

 だが同馬は天皇賞(春)を最後にG1では連敗が続いていたうえ、天皇賞(秋)ではアグネスデジタルに、ジャパンカップではジャングルポケットに先着を許していた。

 両馬は有馬記念にはエントリーしていなかったため、リベンジの機会はなし。前年の絶対王者感は薄れてきていた。

 それに加え、宝塚記念でついにテイエムオペラオーを下したライバルのメイショウドトウもジャパンカップでは5着に敗れており、2頭に昨年ほどの安定感はなかった。

 だが、通常であれば逆に妙味のあるレースとして、馬券の売り上げは増えそうに思える。

 しかし、この年は社会的にかなり不安定な1年だった。9月にアメリカで同時多発テロが発生したほか、日本でも凶悪な事件が発生。

 さらにはデフレが進行し失業率も加速するなど、この時代を生きる人々にとっては「競馬どころではない」という心情だったのかもしれない。

 有馬記念だけでなく、ジャパンカップや天皇賞(秋)といった大レースの売上が軒並み落ち込んでいたことも、その情勢を裏付けるかのようだ。

 そして、そんな世相を表すかのように、この年の有馬記念は「マンハッタン」カフェ-「アメリカン」ボスと、アメリカに由来する名前を持つ2頭で決着。

 馬連の配当は4万8650円となり、大波乱の有馬記念となった。一方で、売り上げは前年に続き大きく下落し、前年比マイナス12.3%となった。

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