HOME » ニュース » 最新情報 » 【今週の福永祐一厩舎】ドロップオブライトが淀短距離Sに出走!厩舎に初重賞をもたらした逸材が力示すか

【今週の福永祐一厩舎】ドロップオブライトが淀短距離Sに出走!厩舎に初重賞をもたらした逸材が力示すか

text by TOM
Fukunaga Yuichi
JRA重賞初勝利の福永祐一調教師

 今週の福永祐一厩舎は、日曜日に中京競馬場で1頭、月曜日に中山競馬場で1頭の計2頭が出走を予定している。

 注目は、12日(日)の中京11R・淀短距離S(L、芝1200m)に出走するドロップオブライト(牝6)。昨夏のCBC賞(G3)で、福永厩舎に初の重賞タイトルをもたらした実力馬だ。

 休み明けとなった前走の京阪杯(G3)でも6着に健闘。レースでは、全体的に淀みのない流れとなったが、好位集団のすぐ後ろの7番手をスムーズに追走し、最終コーナーをあたりでは「これは」と思わせるシーンもつくった。直線でも力強い脚取りで前を追ったが、残り150mを切ったあたりで他馬と脚色が同じになった。

 今回は過去最重量となる57キロを背負うが、一度叩いた上積みは大きいはずで期待値のほうが上回る。

 13日の中山7R・3歳1勝クラス(芝1200m)には、チムグクル(牡3)が果敢に格上挑戦する。未勝利馬ながら3戦2着2回、4着1回と惜しい競馬が続いている。今回は距離を詰めての一戦となり、新たな一面をみせての一発も十分ありそうだ。

 一方、13日(祝・月)の中京11R・シンザン記念(G3、芝1600m)に出走を目指していたマイエレメント(牝3)は抽選対象となり、残念ながら非当選馬となった。

 6日(月)の福永祐一厩舎は、中京12R・4歳以上2勝クラス(芝1600m)で、チャンネルトンネル(牡4)が出走。単勝1.8倍の1番人気に支持されたが、好位の内めを追走も、キャリア初の重馬場を苦にしたか、直線伸びず8着に敗れた。クラス突破は持ち越しとなったが、次走での巻き返しが期待される。

【了】

(文●TOM)

2025年1月12日(日)

競馬場 レース名 馬名 性齢 騎手 着順
中京11R 淀短距離ステークス(4歳上オープン) ドロップオブライト 牝6 幸英明 7着


2025年1月13日(月)

競馬場 レース名 馬名 性齢 騎手 着順
中山7R 3歳1勝クラス チムグクル 牡3 佐々木大輔 3着



【関連記事】
福永祐一(ふくなが ゆういち)プロフィール・国内G1競走勝利/調教師データベース
コントレイル  ~比類なき“父子無敗三冠馬”の肖像。夢のつづきは次世代へ~
中京競馬場の基礎知識

福永祐一公式Instagram