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【今週の福永祐一厩舎】コントレイルメモリアルにマンテヴィラ出走!マリブオレンジはカトレア賞へ

text by TOM
Fukunaga Yuichi
JRA重賞初勝利の福永祐一調教師

 今週の福永祐一厩舎は、土曜日に京都競馬場で2鞍、東京競馬場で1鞍、日曜日は京都で3鞍の合計6頭が出走を予定している。

 まず、はじめに取り上げたいのは、マンテヴィラ(牝4)を出走させる23日(土)京都10Rのコントレイルメモリアル(3歳以上2勝クラス、芝2200m)。

 福永調教師が、騎手時代に全鞍騎乗した顕彰馬の名が冠されたメモリアルレースだけに、陣営としては思い入れがあるタイトルのはず。鞍上に2戦連続騎乗となるC.デムーロを据え、必勝態勢で期待馬を送り出す。

 同日の東京9R・カトレア賞(2歳オープン、ダ1600m)には、10月のダート新馬戦を好位から抜け出して快勝したマリブオレンジ(牝2、父Vekoma)が無傷の2連勝を目指して出走する。

 好メンバーだった初戦は、好スタートから先行勢をみる形の4、5番手あたりを追走。直線では前が壁となるも、最内を突いて抜け出すとそのまま押し切った。手綱は前走に続き、岩田望来騎手に託す。

 また、24日(日)の京都6R・新馬戦(芝2000m)では、G14勝を挙げて2019年のJRA年度代表馬にもなった名牝リスグラシューの半弟ネブラディスク(牡2、父ドゥラメンテ)がデビューする。

 23年のセレクトセール1歳馬部門において1億6000万円(税抜)で取り引きされた同馬の初陣にも注目が集まる。

 2場開催の日曜全レース大トリとなる京都12R・京阪杯(G3、芝1200m)には8月のCBC賞を勝ち、厩舎に初重賞制覇をもたらしたドロップオブライト(牝5)が出走する。

 鞍上は前走に引き続き幸英明が務める。骨っぽい相手がそろった上に、今回は別定戦で斤量は56kgと厳しい条件が重なるが、パワーアップした姿で重賞連勝を決めて、今年の東京&京都開催を締めくくりたいところだ。

【了】

(文●TOM)

2024年11月23日(土)

競馬場 レース名 馬名 性齢 騎手 着順
東京9R カトレアステークス(2歳オープン) マリブオレンジ 牝2 岩田望来
京都6R メイクデビュー京都(2歳新馬) ヤエギリ 牝2 松山弘平
京都10R コントレイルメモリアル(3歳上2勝クラス) マンデヴィラ 牝4 C.デムーロ

2024年11月24日(日)

競馬場 レース名 馬名 性齢 騎手 着順
京都3R 2歳未勝利 チムグクル 牡2 岩田望来
京都6R メイクデビュー京都(2歳新馬) ネブラディスク 牡2 岩田望来
京都12R 京阪杯(3歳上オープン) ドロップオブライト 牝5 幸英明

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