【函館記念・レース回顧】小林美駒騎手が重賞初制覇!ファウストラーゼンの激走を振り返る…

6月28日(日)に行われたG3・函館記念は、10番人気のファウストラーゼンが優勝。2着には7番人気のケリフレッドアスク、3着には9番人気のピースワンデュックが入り、3連単は約32万円の波乱決着となった。今回は、この上位3頭を取り上げ、「パフォーマンス」「舞台適性」「今後の伸びしろ」の3つの観点を点数化し、検証していく。[1/2ページ]
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注目馬3頭の採点
ファウストラーゼン
着順:1着(10番人気)
パフォーマンス:10
舞台適性:10
今後の伸びしろ:8
小林美駒騎手を配してきたことから積極策かとも思われたが、「馬の後ろで普通のレースを」という陣営のコメント通りに中団後方寄りからの競馬。
今までは、まくるなら向正面でポジションを上げることが多かったが、今回は3角のコーナーに差し掛かってからまくっていく形。4角では逃げるケイアイセナの外まで上がり、直線で抜け出しての勝利。
重賞初制覇を果たした弥生賞以来、5戦続けて2ケタ着順に沈み、さまざまな試行錯誤を施した結果の復活Vであった。重賞初制覇となった小林美駒騎手の仕掛けどころも完璧だったが、それだけにもったいなかったのが直線の斜行。
右ムチを連打してガッツポーズをしての入線だった点を見ても、外にいるケリフレッドアスクに気付けていなかった可能性が高いだろう。インタビューでも反省の弁を口にしていて終始テンション低めだったため、次は喜び全開のインタビューが見たいところ。
ケリフレッドアスク
着順:2着(7番人気)
パフォーマンス:9
舞台適性:9
今後の伸びしろ:8
重賞制覇を飾った紫苑ステークスが逃げ切りだったように、3歳時までは先行主体にレースを組み立てていたが、古馬となってからは中団〜後方寄りで脚を溜める形にシフトチェンジ。
今回も中団より後ろでジッと息を潜めて、ファウストラーゼンが上がっていった動きにも反応せず、ワンテンポ遅らせた仕掛け。馬群の大外を一気に上がって直線はファウストラーゼンにも迫ったが、斜行によって勢いを削がれた形の2着。
不利がなかったらどうだったかは非常に際どいところではあったが、こちらも久々に復活を予感させる走り。この時計だけに洋芝適性うんぬんとは語れないが、滞在競馬と小回りが合うことは間違いない。差しに構える競馬が板についてきた部分もあるだろう。


