
6月28日(日)に行われたG3・函館記念は、10番人気のファウストラーゼンが優勝。2着には7番人気のケリフレッドアスク、3着には9番人気のピースワンデュックが入り、3連単は約32万円の波乱決着となった。今回は、この上位3頭を取り上げ、「パフォーマンス」「舞台適性」「今後の伸びしろ」の3つの観点を点数化し、検証していく。[2/2ページ]
注目馬3頭の採点
ピースワンデュック
着順:3着(9番人気)
パフォーマンス:8
舞台適性:7
今後の伸びしろ:10
近走は馬の気に任せて行かせる競馬が続いていたが、今回はテン乗りの佐々木騎手を起用して手綱をガッチリと抑え、好位のインコースで我慢させる競馬。
ケイアイセナの武豊騎手が絶妙なペースを作り出してくれたことはこの馬にもプラスに作用し、しっかりと折り合ってレースを運ぶことができた。直線は狭くなる場面もありながら内ラチ沿いを抜けて伸びてきて、逃げ込みを図るケイアイセナを交わしての3着。
佐々木騎手を起用したことで、近走の競馬とは違うこの馬の新たな一面を引き出しての好走。初の洋芝や滞在競馬、どちらかといえば大箱向きのイメージがあった馬だけに、非常に大きな収穫のある一戦であった。色々と幅が広がっただけに、陣営の次走選択にも注目が集まる。
全着順
| 着順 | 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 後3F | 人気 | 単勝オッズ | 厩舎 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 2 | ファウストラーゼン | 牡4 | 56.0 | 小林美駒 | 1:57.7 | 34.5 | 10 | 14.0 | 【栗東】須貝尚介 | |
| 2 | 6 | 10 | ケリフレッドアスク | 牝4 | 55.0 | 北村友一 | 1:57.8 | 1/2 | 34.6 | 7 | 10.3 | 【栗東】藤原英昭 |
| 3 | 2 | 3 | ピースワンデュック | 牡5 | 55.0 | 佐々木大輔 | 1:57.8 | アタマ | 35.0 | 9 | 12.2 | 【美浦】大竹正博 |
| 4 | 5 | 8 | ケイアイセナ | 牡7 | 57.5 | 武豊 | 1:57.8 | クビ | 35.3 | 6 | 9.1 | 【栗東】平田修 |
| 5 | 3 | 4 | マジックサンズ | 牡4 | 58.0 | 横山和生 | 1:58.1 | 1.1/2 | 34.9 | 4 | 8.0 | 【栗東】須貝尚介 |
| 6 | 3 | 5 | イガッチ | 牡4 | 55.0 | 浜中俊 | 1:58.2 | 1/2 | 35.2 | 1 | 6.1 | 【栗東】笹田和秀 |
| 7 | 4 | 7 | チャックネイト | セ8 | 58.0 | 鮫島克駿 | 1:58.3 | 1/2 | 35.1 | 14 | 60.9 | 【美浦】堀宣行 |
| 8 | 4 | 6 | サンストックトン | 牡7 | 54.0 | 松本大輝 | 1:58.3 | ハナ | 35.0 | 13 | 44.5 | 【美浦】堀内岳志 |
| 9 | 7 | 12 | エコロディノス | 牡4 | 57.0 | 池添謙一 | 1:58.3 | クビ | 35.4 | 3 | 7.5 | 【栗東】大久保龍志 |
| 10 | 7 | 13 | アラタ | 牡9 | 58.0 | 大野拓弥 | 1:58.4 | 1/2 | 34.7 | 12 | 33.4 | 【美浦】和田勇介 |
| 11 | 8 | 15 | デビットバローズ | セ7 | 58.0 | 岩田望来 | 1:58.5 | 1/2 | 35.4 | 8 | 10.5 | 【栗東】上村洋行 |
| 12 | 5 | 9 | オニャンコポン | セ7 | 54.0 | 横山琉人 | 1:58.5 | ハナ | 35.0 | 15 | 68.9 | 【美浦】小島茂之 |
| 13 | 8 | 14 | フィーリウス | 牡4 | 56.0 | 丹内祐次 | 1:59.0 | 3 | 35.9 | 2 | 6.9 | 【美浦】手塚貴久 |
| 14 | 6 | 11 | ジュタ | 牡4 | 56.0 | 坂井瑠星 | 1:59.1 | クビ | 36.4 | 5 | 8.8 | 【栗東】矢作芳人 |
| 15 | 1 | 1 | バルナバ | 牡4 | 55.0 | 斎藤新 | 1:59.2 | 3/4 | 35.6 | 11 | 26.3 | 【栗東】浜田多実雄 |
※枠順・結果・成績は、主催者発表と照合のうえご確認ください。
【了】
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【著者プロフィール:中西友馬】
1993(平成5)年6月18日、神奈川県横浜市生まれ。大学卒業後、競馬新聞社に入社し、約7年間専門紙トラックマンとして美浦に勤務。テレビやラジオでのパドック解説など、メディア出演も行っていた。2024年よりフリーライターとしての活動を始め、現在は主に、株式会社カンゼンが運営する競馬情報サイト『競馬チャンネル』内の記事を執筆している。



