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【根岸S・敗戦の本質】1番人気インユアパレスは、なぜ敗れたのか?注目3頭を10点満点で検証

text by 中西友馬
2026年根岸ステークスを制したロードフォンス
2026年根岸ステークスを制したロードフォンス

2月1日(日)に行われた根岸ステークスでは、6番人気のロードフォンスが優勝を飾った。一方で、上位人気ながら惜敗した馬や、下位人気ながら好走した馬もおり、その走りをどのように評価するべきなのか。そこで今回は、レース後に注目すべき3頭を取り上げ、「パフォーマンス」「舞台適性」「今後の伸びしろ」の三つの観点から、それぞれを点数化しながら検証していく。[1/2ページ]
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注目馬3頭の採点

ロードフォンス

着順:1着(6番人気)
パフォーマンス:10
舞台適性:10
今後の伸びしろ:7

 芝スタートでは行き脚のつかないこともある馬だが、ダートスタートの今回は、トップスタートから労せず好位のインコースを確保。

 前半3F通過35秒5というそこまで速い流れにならなかったことで、有力各馬は軒並み余裕のある感じで直線を向くが、進路を外へと切り替えてからの伸び脚はこの馬が一枚上。

 残り100mあたりで逃げるウェイワードアクトを捕らえると、後続の追い上げを凌いで勝利。昨年コスタノヴァの2着だった雪辱を果たし、JRAの重賞初勝利を挙げた。

 ただ、枠順・スタート・位置取り含めて完璧な立ち回りであり、すべてが噛み合ったレースだったことも確か。次走はもちろん権利を得たフェブラリーステークスなのだろうが、距離うんぬんではなくこの馬のポイントは最初に述べた芝スタートへの対応だ。

 今回と同じ出脚でポジションが取れればいいが、昨秋2戦を見るともう1列、2列後ろになる可能性も考えられる。

 フェブラリーステークスとの相関性が非常に高い根岸ステークスであり、今回の勝ちっぷりは非常に鮮やかだったが、手放しで評価するには慎重にならざるを得ない。

バトルクライ

着順:2着(13番人気)
パフォーマンス:8
舞台適性:7
今後の伸びしろ:6

 道中は後方3番手を追走し、直線は馬群の一番外へと出して鋭い伸び脚。勝ち馬には1馬身及ばなかったものの、レース上がりを1秒上回る上がり最速の末脚で2着まで突っ込んでみせた。

 3年前の根岸ステークスでレモンポップ、ギルデッドミラーに次ぐ3着となっている馬ではあるが、4戦連続で2ケタ着順が続き、13番人気まで人気を落とした中での激走。7歳馬でプラス12キロというのも、敬遠されたひとつの材料だったかもしれない。

 ただこの馬は、前半急かすと良くないタイプであり、今回は前半3F通過35秒5とペースが速くならなかったことが好走に繋がったとも考えられる。

 推定ではあるが、前から10馬身ほど後ろを走っていたことを考えると、この馬の前半3F通過は36秒5〜37秒0あたり。流れが速くないと前有利と考えがちではあるが、追い込み馬が自分のペースで前半ゆったり走っても、大きくは離されないというメリットもある。

 展開に大きく恵まれたとまでは言えないものの、前半のペースが速くなかったことと、大外を不利なくスムーズに回ってきたことが、今回の好走に繋がったと言えるだろう。

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