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【55歳超のレジェンド騎手5選】5G=5爺…?年齢はただの数字!いまなお活躍する超ベテランが熱い!

text by 小早川涼風
武豊騎手
武豊騎手

アスリートにとって、長く第一線で活躍し続けることは容易ではない。競馬界の騎手も例外ではなく、肉体的な衰えや若手の台頭、環境の変化といった壁が常に立ちはだかる。
本稿では、JRA所属の経験を持ち、さらに各所属地域においてリーディングジョッキーの座に輝いた実績がある、55歳以上の現役騎手5名を紹介する。[1/5ページ]

①武豊

■56歳(※2026年1月29日現在)

生年月日:1969年3月15日
デビュー:1987年
出身地:京都府
所属:栗東
表彰歴:
・JRA全国リーディングジョッキー 18回
・関西テレビ放送賞(関西リーディング)19回

 1987年のデビュー以来、数々の記録を更新・樹立し、競馬ファンはもちろん、競馬を知らない人でもその名を耳にしたことがあるほどの知名度を誇る武豊騎手。

 2025年の8月にJRA通算4600勝を達成し、50代後半に差し掛かった今なお歴代最多の勝利数を更新し続けているレジェンドジョッキーだ。

 これまでに制したJRAのG1の数は、2026年1月28日現在で84勝。地方や海外を含めると、その数は127勝にものぼる。さらにJRAでの全国、関西リーディングの獲得数も歴代最多を記録しており、日本のジョッキーの中では圧倒的な勝利数である。

 その中でも特筆すべきなのは、やはり日本ダービーの勝利数だろう。競馬に携わる誰もが夢見るこの舞台は、1度勝つだけでも至難の業とされる。だが、豊騎手は2025年時点で6勝と、圧倒的な勝利数を誇っている。

 そんな武騎手も1998年にスペシャルウィークでダービーを勝つまでは何度も上位人気馬に騎乗しながら敗れている。皐月賞馬や1番人気馬に騎乗してもその称号に手が届かなかったことから「武豊はダービーを勝てない」と言われていた時代もあった。

 だからこそ、スペシャルウィークのダービーでは、これまでの豊騎手からは考えられないくらいの必死さが画面越しにも伝わってくる。

 2着のボールドエンペラーに5馬身もの差をつけて圧勝しながら、最後まで相棒を追い続け、直線では手の感覚がおかしくなり鞭も落とした。そして入線後は何度も馬上でガッツポーズを繰り返し、喜びを爆発させた。その興奮は収まらず、勝利から1週間、熟睡できなかったという。

 翌年もアドマイヤベガでダービーを制し、史上初となる騎手としての同競走連覇を達成すると、まるで勝ち方を掴んだかのように勝利を積み重ねていく。

 そしてスペシャルウィークのダービー制覇から四半世紀以上がすぎた現在、豊騎手は1990年代から2020年代にかけて「すべての10年区分でダービーを制覇する」という前人未到の記録を打ち立てている。

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