アグネスタキオン産駒最強馬は?獲得賞金ランキング【第5位】驚異的才能も…相次ぐ悲劇に泣かされた名馬
“幻の三冠馬”と呼ばれたアグネスタキオン。大種牡馬サンデーサイレンスの後継として種牡馬入りし、2008年にリーディングサイアーの座を獲得。11歳で早世したものの、G1馬6頭を送り出すなど、種牡馬としても大活躍した。超高速で時代を駆け抜けた名種牡馬の産駒たちの中から、獲得賞金トップ10を紹介する。今回は第5位。
5位 アドマイヤオーラ(2億7,686万5,000円)
性別:牡馬
戦績:16戦4勝 [4-2-3-7]
主な勝ち鞍:07年弥生賞(G2)、08年京都記念(G2)
G1馬にして名牝ブエナビスタを輩出するなど名繁殖牝馬として名を馳せたビワハイジの仔で、デビューから9戦すべて掲示板内を確保し、賞金を上積みさせたアドマイヤオーラが、ベスト5に名を連ねた。
2歳の11月に初陣を飾り、3戦目のシンザン記念を制すと、単勝1.7倍の断然人気に応えて弥生賞を重賞連勝で飾り、1億1000万円弱の賞金加算に成功する。
本番の皐月賞では追い込み及ばす4着に敗れ、続く日本ダービーでも3着に追い上げるに留まり、6000万円弱の賞金獲得となった。レース中の骨折で休養を余儀なくされるも、約半年ぶりに復帰した鳴尾記念で3着に入り、この年は5戦2勝、1億6232万円を手にすることとなった。
翌年の初戦に選ばれた京都金杯では2着で1700万円ほどの賞金を加えると、次戦の京都記念で重賞3勝目を飾って6513万円を加算。しかしその後は、初の海外遠征となるドバイデューティーフリーでは9着に大敗するなど芳しくない結果を残した。
前半の最終戦となった宝塚記念でレース中の骨折の影響もあり14着に敗れると、またしても戦線離脱となった。翌年の京都金杯(4着)で復帰するもリズムを取り戻せないまま4走し、新潟記念(17着)を最後に、G1には縁がなかったが、種牡馬としての道を進んでいくこととなった。
【了】
(文●TOM)
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