競馬ファンなら共感する“予想あるある” (1) 知らないおじさんが話しかけてきて予想を披露してくる
text by 競馬チャンネル編集部
予想こそが競馬の醍醐味です。馬券を買うか買わないかに関係なく、予想をするだけでも競馬は十分に楽しむことができます。しかし、もちろんお金をかけることで本気度が増し、それだけ不安が生じやすくなるでしょう。今回は、書籍『競馬あるある(造事務所・著、カンゼン刊)』から、競馬を予想する際に誰もが経験する気持ちや出来事を5つに絞ってご紹介します。
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知らないおじさんが話しかけてきて、聞いていないのに予想を披露される
競馬場に行けば、知らないおじさんから話しかけられるのは避けられないイベントの一つです。突然「このレースは〇〇が絶対来る」と、こちらが聞いていないのに自信満々の予想を語り始めます。SNS全盛の今、自分の予想をネットで共有する人も多いですが、競馬場にいるおじさんたちはそうはいきません。直接会話することこそが、彼らの「予想を発表する場」なのです。
そんなとき、つい「またか」と思ってしまうかもしれませんが、丁寧に聞いてあげるのが競馬場での暗黙の礼儀です。話を聞きながら、「もしかしてこの人、的中させるんじゃ?」と少しでも思ったら、その予想に便乗してみるのも一興です。
そして、しっかりと話を聞いた後は、いよいよ自分の予想を語る番。しかし、その頃にはもうおじさんの姿は見えないことが多いのです。それもまた競馬場特有の不思議な人間模様——次のレースが始まる頃には、また別のおじさんが話しかけてくることでしょう。
【了】
(文●競馬チャンネル編集部)
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