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競馬ファンが陥りやすい“馬券あるある” (5) 凱旋門賞に出走する馬の馬券は必ず買う

長年、馬券を購入している個人のスタイルが確立されていく。買い方は十人十色だが、共通点は「お金との戦い」だ。金銭が絡むとメンタル面が揺さぶられ、普段とは異なる行動をとることがある。今回は、書籍『競馬あるある(造事務所・著、カンゼン刊)』からコアな競馬ファンがやりがちな5つの行動や思考パターンについての競馬あるあるを競馬チャンネル編集部・林亮介が再編集して紹介する。

Nakayama Festa
Getty Images 2010年凱旋門賞

凱旋門賞に出走する馬の馬券は必ず買う

 「日本馬が凱旋門賞で勝った瞬間、同時に歓喜するために日本馬の単勝馬券を購入する」

 そう考える人もたくさんいるだろう。しかし、いまだ凱旋門賞を制した日本馬は出ていない。

 過去の最高着順は2着で、エルコンドルパサー(1999)、ナカヤマフェスタ(2010)、オルフェーヴル(2012,2013)となっている。日本競馬界に偉大な功績を残したあのディープインパクトで3位入線(のち、失格)となっている。したがって、いまだに凱旋門賞は高い壁となっている。

 かつてはジャパンカップでさえ外国馬が席巻していた時代があった。だが、今は約20年連続で日本馬が優勝している。その他の海外レースを見ても、日本馬が活躍することが増加している。そのように考えると、日本競馬界の悲願を達成する日は近いのかもしれない。

 その瞬間を夢見て、日本馬の馬券を買い続け、初優勝の瞬間に歓喜したいものだ。

【了】

(文●競馬チャンネル編集部

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