競馬ファンが陥りやすい“馬券あるある” (3) 外れたのに“当たった場合”の配当をチェックする
text by 競馬チャンネル編集部
長年、馬券を購入している個人のスタイルが確立されていく。買い方は十人十色だが、共通点は「お金との戦い」だ。金銭が絡むとメンタル面が揺さぶられ、普段とは異なる行動をとることがある。今回は、書籍『競馬あるある(造事務所・著、カンゼン刊)』からコアな競馬ファンがやりがちな5つの行動や思考パターンについての競馬あるあるを競馬チャンネル編集部・林亮介が再編集して紹介する。
馬券ははずれたのに、あたったらいくらになったかを確認し、くやしがる
一見、あまり意味がない行動に思えるだろう。しかし、競馬において振り返りをすることはとても重要である。ただし的中した場合のオッズを確認するだけではなく、どのように発想を変えていたら的中していたかをセットで考える必要がある。
競馬でプラス収支になっている人ほど、勝った負けたにかかわらず、終わったレースについてよく分析している。勝因分析や敗因分析は、未来の予想につながるだろう。
もちろん、惜しかったときほど悔しさはアップするはずだ。悔しいときに、払い戻し金額を確認して、さらに肩を落とすこともよくある。自分への慰め材料としては、「自分には高額払い戻しの馬券を的中させられるポテンシャルがある」ということに尽きる。
【了】
(文●競馬チャンネル編集部)
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