つまずいたのは誰だ?2026年中央競馬・開始1か月検証【種牡馬】無敗三冠馬の産駒が、まさかの苦戦…?

2026年は、1月4日の東西金杯からスタートし、早くも1か月が経過した。各地で開催が進む中、リーディング争いにも少しずつ輪郭が見え始めた。一方で、シーズン序盤で流れをつかみ切れていない騎手や調教師も存在する。そこで今回は、2026年の立ち上がりで苦戦を強いられている人物や馬に注目。今後の巻き返しについて考察する。今回は種牡馬。
※2月1日までのデータをもとに構成している。
④【種牡馬】
スタートダッシュに失敗した種牡馬は3頭の名前を挙げておこう。
1頭目は、現3歳が初年度産駒のコントレイルだ。2月1日まで56戦2勝、勝率3.6%という数字が残っている。
産駒が50戦以上している25頭の種牡馬の中でこの勝率はワースト3位。2勝の内訳は新馬と未勝利で、1勝クラス以上のレースに限ると、【0-0-1-8】と連対もない。
きさらぎ賞にはゴーイントゥスカイが登録しており、コントレイルに待望の重賞Vを送れるか。
コントレイルよりもさらに低い勝率で低迷しているのが、コントレイルと同じディープインパクト直仔のリアルスティールだ。
こちらは年明けから78戦2勝、勝率は2.6%。1月17日の未勝利戦をレダアトミカが勝ったのを最後に、目下49連敗中である。
それでもサウンドムーブがシンザン記念2着、ファミリータイムが日経新春杯2着、ルシュヴァルドールがプロキオンS2着と重賞では上位に食い込んでいる。2月以降は波に乗ってくるだろう。
最後は産駒の出走数がコントレイルを上回る62回を数えるも、いまだ勝利がないゴールドシップだ。
今年ここまでの成績は【0-5-2-55】で、昨年12月中旬からの連敗は91まで伸びている。
特にスランプに陥っているのが、現3歳世代だ。今年に入ってからの成績は【0-0-0-19】で、最高着順は4着。
ただ、この世代は2歳時の昨年も絶不調で、これまでJRAで41頭が走り1頭しか勝ち上がっていない。合算した成績も110戦1勝とまさに泥沼状態だ。
【了】
【著者プロフィール:中川大河】
競馬歴30年以上の競馬ライター。競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。「日刊SPA!」「SPAIA競馬」などで記事を執筆中。
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