つまずいたのは誰だ?2026年中央競馬・開始1か月検証【調教師】まさか、昨年のリーディング2位が…

2026年は、1月4日の東西金杯からスタートし、早くも1か月が経過した。各地で開催が進む中、リーディング争いにも少しずつ輪郭が見え始めた。一方で、シーズン序盤で流れをつかみ切れていない騎手や調教師も存在する。そこで今回は、2026年の立ち上がりで苦戦を強いられている人物や馬に注目。今後の巻き返しについて考察する。今回は調教師。
※2月1日までのデータをもとに構成している。
②【調教師】
スタートダッシュに失敗した調教師は3人の名前を挙げておこう。
昨年全国リーディング2位に食い込んだ斉藤崇史調教師は今年まだ2勝で、リーディング49位と低迷中だ。
53勝を挙げた昨年も1月終了時点で1勝、2月終了手時点でも3勝だったため、エンジンのかかりが遅いタイプではあるが、それでも今年は単勝オッズ1桁台の馬がのべ15頭いるなかで、2勝しか挙げられていない点は懸念される。
昨年の調教師リーディングで斉藤師に次ぐ3位につけた中内田充正調教師もやや出遅れ気味のスタートとなった。ここまで挙げた勝ち鞍は斉藤師と同じ2つだけ。
昨年は1月に4勝を挙げたが、そのうちの1勝は日経新春杯だった。今年の成績をクラス別でみると、平場の【0-0-1-9】に対して、特別戦は【2-3-1-5】と相変わらずの安定ぶりを発揮している。上級クラスの馬を中心に巻き返すのは時間の問題だろう。
今月いっぱいで定年引退する国枝栄調教師は今年まだ勝利がない。これまで全国リーディングこそないが、毎年のように上位争いを演じていた。
ところが引退を控えているため、有力馬主からの預託馬も減少傾向。そんな背景もあって、2024~25年はリーディング順位も20位台に低迷している。
さらに今年に入ってからは、【0-1-0-20】と惨敗続きだ。残りわずかとなった調教師生活で最後の意地を見せられるか。
【了】
【著者プロフィール:中川大河】
競馬歴30年以上の競馬ライター。競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。「日刊SPA!」「SPAIA競馬」などで記事を執筆中。
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