まさかの結果…2025年 騎手の勝利数下降率ランキング【ワースト5位】えげつない勝ち星なのに…

競馬の主役は「馬」であるが、その背に跨る「騎手」も、レースを語るうえで欠かせない存在だ。騎手成績はリーディング順位に表れ、ランクの上がり下がりが一目でわかる。
本記事では、2024年に騎手リーディング30位以内、かつ2025年に500回以上騎乗した騎手の中から、勝利数の上昇率が“低かった”5名を紹介する。今回は第5位。
第5位:クリストフ・ルメール
■下降率 20%【175勝→140勝】
2025年は3年連続となるリーディングジョッキーに輝いたクリストフ・ルメール騎手だが、実は勝利数は2024年に比べて低下している。年間140勝というのは、JRAに移籍した2015年以降で3番目に低い数字である。
これだけの勝ち星を積み重ねながら、自身のワースト3の数字にランクインするというあたり、やはり彼の騎手としての実力は物凄い。
G1も上半期が終了した時点ではアスコリピチェーノのヴィクトリアマイルのみで、「今年はイメージほど大舞台で勝てていない?」という噂も出ていたが、下半期に猛チャージを開始。
秋華賞から天皇賞(秋)まで3週連続のG1制覇を決め、菊花賞はレース史上初となるジョッキーの3連覇を達成する快挙を達成した。
さらにJRA通算2000勝を4月26日に決めたかと思うと、その7か月後となる11月29日には2100勝に到達。
しかも12月21日にはその勝利数を2112まで伸ばし、JRA所属のジョッキーとしては歴代8位の通算勝利数にランクインする活躍ぶりを見せている。
加えて、勝利数自体は落ちているものの年間の複勝率は6割を突破。JRA移籍後の数字ではキャリアハイを叩き出している。
これが1番人気となると複勝率は7割以上を記録しているように、やはり人気馬をしっかり好走させるというルメール騎手の腕に陰りはない。
2026年も例年通り正月競馬は休養にあてながら早くもリーディング上位に顔を出しており、お手馬にもマスカレードボールを筆頭としたG1を狙える有力馬が多い。
おそらく今年も競馬界の中心となり、毎週元気に勝ちまくる姿を見せてくれるだろう。
【了】
【著者プロフィール:小早川涼風】
祖父と父の影響で幼い頃から競馬に親しみ、社会人を経て競馬ライターへ転身。地方、中央を問わない競馬漬けの日々を送る。初めて好きになった馬はサイレンススズカ。思い出深い一頭はファストフォース。「競馬チャンネル」「ウマフリ」などで記事を執筆中。
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