12月28日（日）中山競馬場で、G1・有馬記念が開催される。このレースは、2025年のJRA重賞を締めくくる大注目の一戦である。この記事では、出走予定馬それぞれの調教内容を詳しくチェックし、状態を5段階で評価。レース本番に向けた仕上がりや注目ポイントを、わかりやすく解説していく。

■全頭調教診断④

ミステリーウェイ【評価：B】

馬なり主体の調整も、しっかりと距離を踏んで負荷は足りている。折り合いもしっかりとついて、不安はない。

ミュージアムマイル【評価：S】

先週が1秒4追走から先着し、6F78秒台をマーク。直前は坂路で相手に合わせる形で流し、好調をアピール。

メイショウタバル【評価：S】

先週6F79秒台と、実戦並みの稽古を消化。直前はサッと流した程度でも時計が出ており、状態は文句なし。

レガレイラ【評価：S】

追い日のコースだけでなく、日曜の坂路でもパワフルな動き。前走時も良い状態だったが、それに匹敵する気配。

【了】
【著者プロフィール：中西友馬】
1993(平成5)年6月18日、神奈川県横浜市生まれ。大学卒業後、競馬新聞社に入社し、約7年間専門紙トラックマンとして美浦に勤務。テレビやラジオでのパドック解説など、メディア出演も行っていた。2024年よりフリーライターとしての活動を始め、現在は主に、株式会社カンゼンが運営する競馬情報サイト『競馬チャンネル』内の記事を執筆している。

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