【有馬記念 調教全頭診断①】アドマイヤテラ、エキサイトバイオなどの状態は?
text by 中西友馬

12月28日(日)中山競馬場で、G1・有馬記念が開催される。このレースは、2025年のJRA重賞を締めくくる大注目の一戦である。この記事では、出走予定馬それぞれの調教内容を詳しくチェックし、状態を5段階で評価。レース本番に向けた仕上がりや注目ポイントを、わかりやすく解説していく。[1/5ページ]
■全頭調教診断①
※以下、馬名は五十音順に記載
アドマイヤテラ【評価:C】
先週はラヴェニューが動きすぎの印象も、直前の坂路は失速が目立った。馬場を考慮しても、前走以上は疑問。
アラタ【評価:B】
先週・今週と、意欲的な攻め内容で追走先着。上積みとまでは言えないが、年齢のわりに若々しい動き。
エキサイトバイオ【評価:C】
かなり重い馬場だったのだろうが、先週が良かっただけに直前の動きは気がかり。追っての反応に物足りなさ。
エルトンバローズ【評価:A】
先週長めから乗って、有馬記念仕様に仕上げてきた印象。直前も時計のかかる馬場を考慮すれば、好フットワーク。
【了】
【著者プロフィール:中西友馬】
1993(平成5)年6月18日、神奈川県横浜市生まれ。大学卒業後、競馬新聞社に入社し、約7年間専門紙トラックマンとして美浦に勤務。テレビやラジオでのパドック解説など、メディア出演も行っていた。2024年よりフリーライターとしての活動を始め、現在は主に、株式会社カンゼンが運営する競馬情報サイト『競馬チャンネル』内の記事を執筆している。
【関連記事】
・【有馬記念 調教全頭診断】全頭の解説を一挙に確認
・【有馬記念 調教全頭診断】今回の調教No.1を発表!全頭評価の一覧も掲載
・【有馬記念 調教全頭診断②】ジャスティンパレス、シュヴァリエローズなどの状態



